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映画の魅力とは何なのか。見解を交え、熱く語っているブログです。映画をもっと知ってほしい、もっと好きになってほしい。それだけを願うブログであるのです。他にも様々な分野にも綴っております。ぜひご覧ください

CIA職員で麻薬の運び屋凄腕パイロットの壮絶な人生とは? バリー・シール アメリカをはめた男 [考察と解説] (ネタバレ)

こんちくわ!Shygonです!

今回はトムクルーズ主演の「バリーシール アメリカをはめた男」を熱く語っていきたいと思います!

 

トムクルーズの最新作として今回は

実在のCIA職員ながら、裏では麻薬の運び屋として大金を稼ぎだす、実在した凄腕パイロットの伝記映画です。

 

トムクルーズは毎回このような部類の映画に主演しているイメージですが、

今回はある意味彼のキャリアの中でも数少ない部類の映画の一本であると思いました。

では実際どういうことなんでしょうか、様々なカテゴリーに分けて語りたいと思います。



  • あらすじ

実在のCIA職員ながら、裏では麻薬の運び屋として大金を稼ぎだす、実在した凄腕パイロットであったバリーシールを主人公に彼の壮絶な人生が描かれます。

 

時は1980年代前後。

コロンビアから、巨大な連絡網を武器に麻薬をアメリカへ大量にバラまいていた、

史上最悪の麻薬王パブロエスコバルへの対処に悩んでいたアメリカは、

CIAをはじめ様々な秘密機関が彼の対処のため動いていました。

 

そんな頃ある民間会社でパイロットとして優秀な成績を上げていた

バリーシールの輝かしい能力を買われ、CIA職員として飛行機を操縦しながら敵のアジトの上空写真を撮る仕事の依頼を受けました。

それを快諾し、順調に仕事をこなしていたある時、燃料補修のため降り立った場所で彼の人生の転機を迎えるのです。

それは時の人、パブロエスコバルの麻薬を空輸するという仕事でした。

破格の価格に目がくらみ、それを引き受けます。

しかし、それは同時に彼の人生が急降下することを意味していたのでした。



  • 評価

この映画の全容を語る前に、製作の裏を語らせてください。

主演は既にご存知のトムクルーズ

CIA職員としてドナーグリーソン

彼は若いながらハリーポッターのウィーズリー家の一員として、そしてスターウォーズ8にも出演するなど、今注目株の俳優です。

彼の父親も早くを堅実にこなす名優として知られています。

 

そして、監督はダグリーマン

彼は「ボーン」シリーズで製作を務めていた方です。

彼の過去の作品は一通り見たことある方はおわかりでしょうが、

彼の作風らしくないのです、この映画は。

 

本作を見ると僕は「マネーショート」を彷彿させました。

この映画は斬新な物語口調が評価され、アカデミー賞を受賞したのです。

 

本作バリーシールでは

日常から自分の行動や思うことを逐一録画していた彼のビデオで物語が進行していくのです。

彼の職業柄、家族総移動が多くその度に撮ったビデオを映画の進行の手助けとして登場させます。

 

勿論実話が元となっていたので、その時期に世界で何が起こっていたのかを

当時の映像とともに振り返ることができる映画なのですが

それは同時にドキュメンタリーとしてもこの映画を楽しむことができるのです。

 

そして、笑えるジョークがまた奇妙なんです。

数あるうちの一つをご紹介しようと思います

 

バリーが麻薬の運び屋として暗躍していたのですが、ついに警察に身元が割れ、それを感づいた彼は自分の倉庫から逃げようとします。

が、それはもう遅く警察が到着します。

 

「手を挙げろ!」という声が聞こえると同時にスポットライトがともります。

しかし、別のところから同じ声が聞こえてくるのです、それも一回や2回ではないのです。

 

結局同時刻にFBI、CIA、DEAはじめアメリカの諜報機関が彼を捕まえようとやってきたのです。

それを描く際、どうしても笑ってしまうのです。

あんなに笑えるシュールな逮捕現場を作り上げた監督はじつに素晴らしいと思いました。



そして、もう一つ言語について触れておこうと思います。

パブロエスコバルの下で働くと、同時にスペイン語圏にいくことが多くなります。

しかし、バリーシールは話すことなどできません。

なので映画でもスペイン語で話していようと字幕が付くことがないのです。

そして徐々に話せるようになると、字幕も徐々につき始めるのです。

日本で公開されたときに字幕がどうなるのかはわかりませんが、アメリカでこの映画をみるからこそ感じる言語の壁も、この映画からは読み取ることができるのです。

 

結局バリーシールはアメリカに捕まり、パブロ逮捕を手助けすることで、自由の身になるのですが、裏切り者を決して許さないパブロの手によって命を落とします。

 

結局パブロに手を貸した人間はバリーシールを含めてほとんどの人間が虐殺されています。

この映画を見る前にパブロエスコバルがどのような人間なのか、

下調べしておく必要があるのかもしれません。

この映画ではその当時のアメリカの状況や、麻薬カルテルがどんな組織であったのかを多くは語りません。

 

びぇ!!!

キングスマン:ゴールデン・サークルのヤバすぎる魅力とは?[考察と解説] (ネタバレ)

こんちくわ!Shygonです!

今回は話題の新作キングスマン2の魅力を存分に語りつくしたいと思います。

 

2014年に前作キングスマンが公開されるとイギリス国内だけではなく、日本でも話題にありました。

現代版007と評されるほど、ジェームズボンドにはない魅力がこの映画シリーズには兼ね備えているのです。

 

そして今回はファン待望の第二作目としてカムバックを果たすのです。



前作を知らない方のために、舞台は現代のイギリス、ロンドン。

表面上では高級紳士服を売っている「キングスマン

しかし裏ではどこにも所属しない機関として、スパイ活動をし、影で世の中の秩序を保っています。

主人公ハリー(コリンファース)は諜報員エージェントして活躍する中、次世代のエージェント育成の中で殺された同僚の息子エグジー(タロンエガードン)を推薦するのでした。

そんな中、人間自体を病気と考え、

人口調整が必要をと考えたヴァレンタイン(サムュエルジャクソン)は人間同士が殺し合いをするようにプログラムされたSIMカードを世界中にまき散らします。

そこに危機感を覚えたハリーは行動するのでした。

しかし、その最中にハリーは最大の宿敵ヴァレンタインに殺され、あとを任されたエクジーが奮闘するのです。

 

他に前作キングスマンの魅力だけに焦点を当て、熱く語っていますので、こちらもぜひご覧ください。このページは筆者が特に力をいれて書いたものなので、読み応えがあると思います。

 

 

shygon.hatenablog.com

 

 

そして、最新作キングスマン2では新たな敵がエクジーとその仲間たちに立ちはだかります。

 

本作は前作よりはるかにスケールを超え、見どころの多い映画となっています。

その魅力とは一体何なのか、いくつかのカテゴリーに分けてキングスマン2を読み解いていきたいと思います。

 

 

  • あらすじと背景

前作後、ハリーを亡くしたエクジーはエリート諜報員として坦々と任務をこなしていきます。

そんな劇中はいきなりエクジーが何者かに襲われるアクションシーンから始まります。突然の突撃だったにも関わらず、華麗に逃げ切った彼だったのですが、

敵の足がまだ残っていました。

最終的に自分の組織のメンバーの個人情報を渡してしまうことになったのです。

その情報を知ってしまった彼らは、エクジーの組織を片っ端から爆撃し、殺すのです。

幸いそのエグジーは彼女の両親のところへ会食にいっていたため、命免れます。

その後、生き残ったマーリン(マークストロング)とアメリカに渡り、自分の組織のアメリカ本部へ助けを乞うため向かいます。

新しい国を舞台に繰り広げられ、様々な人の思惑がぶつかり合う新しいキングスマンが幕を開けるのです。。。



  • 特徴と基本的な情報

本作前作と比べて明らかにかけられた予算が莫大なのです。

それが一目でわかります。

勿論前作が大ヒットを記録したのが要因なのですが、前作との変化を違いとして箇条書きにしたものを下記に用意しました。

 

  1. 舞台

前作は007シリーズに憧れた監督が現代版007を撮ってみたという感覚ですが、

今回はその辺の実験映画とは違い完全に商業映画に生まれ変わっていたのです。

 

「有名アクション映画シリーズのあるある」でよくある、

 

世界中の都市に舞台が次々と移り変わる

 

といった特徴が今作でも見受けられることができました。

それは本作が大ヒットし、人気シリーズの仲間入りを果たしたという紛れもない事実です。本来はイギリスが舞台の話なのですが、

アメリカにもキングスマンの組織が存在していたということがわかり、

NYとアジア地域も含め世界中にキングスマンの組織が広がっていたのです。

そして、敵のアジトがインドネシアの森奥にあったので、世界中に場所が次々に移り変わるのです。

前作のイギリスの秩序をこじんまり守っていたキングスマンではなく、

実は世界を股に活躍していたのです。

「敵のアジトがアジアにあった。」と、

「アメリカをはじめ世界中にキングスマンのアジトがあった。」

が本作を世界中に映した要因となったのです。

 

  1. 出演者

前作同様、主要キャストの

コリンファース(ハリー)

タロンエガートン(エグジー)

マークストロング(マーリン)

に加え、壮大なるキャストを迎えて撮影されていたのです。

 

アメリカ組織のキングスマンのメンバーとして、

ハルベリー・・・黒人女性。黒人女性初のアカデミー主演女優賞に輝いた

チャニングテイタム・・・いま注目株のイケメン俳優。「マジックマイク」など

ジェフブリッジス・・・「クレイジーハート」でアカデミー主演男優賞受賞。

ペドロパスカル・・・チリ出身の注目株。「ナルコス」の主要キャラで存在感を示す。

 

そして、

敵組織「ゴールデンサークル」では

ジュリアンムーア・・・世界でも数少ない全ての主要映画祭で主演女優賞受賞、まさに天才

エルトンジョン・・・伝説のミュージシャン。彼については後程語ります。

 

主要キャストだけでもこの顔ブレです。

この演者の顔ぶれを見たとき、驚嘆しました

久々にこんなにお金のかかる有名俳優をたくさん見れる映画は数少ないでしょう。

彼らの豪華な顔ぶれを見るがけでも映画館に行く理由になるくらいです。

基本的にアカデミー賞を受賞経験のある俳優はギャラがとっていない俳優に比べて破格だといわれています。そんな彼らをこの映画では4人も見ることができるのです。

そんな映画滅多にありません

 

そして、伝説のミュージシャン、エルトンジョンの存在です。

上記に述べたように、

ただでさえお金がかかる有名俳優を数多く起用しているのでは満足できず

伝説のミュージシャンまで呼びました、この映画は。

もうとんでもないことになっているのです。

 

そしていま一足先にアメリカで公開されたキングスマン2で、エルトンジョンについて様々な意見が飛び交い議論を各地で引き起こしているのです。

伝説のミュージシャンとして、知らない人がいないくらい有名になった彼ですが、

 

「その生きるレジェンド」を、

 

キングスマンほど雑に、かつ無礼に扱っている

映画はありません。

敵組織ゴールデンサークルのペットのような扱いを受け、

しまいにはド派手なオカマの人たちが着るようなゴージャスな洋服をまとい、

彼の名曲を披露するのです。

これは本当にエルトンのファンからしたら彼を侮辱した形になってしまったのです。

 

最終的にいい活躍をみせるエルトンジョンなのですが、

なぜか腑に落ちない感覚もあるのです。僕個人の意見としてはこの表現の仕方は侮辱した形にはなっていないと思います。

エルトン自身はなぜがあの汚れ役を気持ち良く演じていましたし、

なにより裏をかかれました。

 

映画を製作するにおいて観客の裏をかくということはとても重要な観点になってくるのだと思います。

キングスマンのあの雰囲気であるからこそエルトンジョンをあのように扱うことができ、それがキングスマンにおいてのエルトンジョンに対する最大の尊敬の意を示す方法であったのかもしれません。




  • ネタバレ

これからネタバレが多少含まれてきますので、ご了承ください。

史上最大の敵組織ゴールデンサークルに仲間を殺され、

その復讐に燃えるエグジーは最後に残されたカギとなるものを残された瓦礫の中から探し出します。

 

それを辿っていくとアメリカ中部、テキーラが有名なケンタッキー州に誘われるのです。そこにはアメリカに本部を置くステーツマンと呼ばれる人たちが存在していました。そして、その奥には死んだまずのハリーがパジャマ姿で座っていたのです。

 

しかし、昔のハリーの姿はそこにはなく単なる蝶研究の好きなおじさんに変わり果てていたのです。

昔の記憶を取り戻してハリーと一緒に任務に出向いてほしいエクジーですがそう簡単にはいきません。

 

一方ジュリアンムーア演じる、世界中に完成衣装を引き起こす麻薬を売る女は着々と計画を完成させていきます。

最終的に映画お決まりのパターンで記憶が蘇ったハリーは任務に同行します。

これで、完結ではないのでなく、簡単な説明で物語を語ったのですが、詳しく知りたい方は他のサイトで調べてください。

 

 

  • 評価

この映画アクション映画のわりにはものすごく映画の尺が長いのです。

2時間20分あり、その割には長く感じることはなく最後までアッという間でした。

 

前回の映画だけとみてキングスマンの解説をこのブログでもしましたが、

この映画から映画の方向性に変化が見受けられました。

 

前作のキングスマンではイギリスを舞台にこじんまりした高級紳士服店が裏で諜報活動で、世界の秩序を守るという話で、雰囲気も相当007シリーズに寄せていると感じました。

しかし、第二作目の今作ではその007シリーズのパクリの脱却を図ったのではないでしょうか。

 

映画の方向性の転換です。

 

007では各諜報部員にあまり特徴がないの対して、キングスマンではそれぞれ諜報部員に性質があるように思えました。例えば、ペドロパスカル演じるキングスマンはアメリカのカーボーイを彷彿させるような服装に武器がカーボーイの十八番である名がローブを身に着けているのです。

 

基本的に007シリーズのように忠実で、紳士的なイギリス人を描きたいのですが、少しふざけているのです。

しかもそれはアメリカ映画で見るような下品なふざけではなく、

イギリス紳士らしいお洒落なおふざけなのです。

この作風は数映画がある中でも珍しいものなのです。

 

ではどうしてこのような紳士的なイギリス紳士を忠実に描かる反面、お洒落なおふざけが出来るのでしょうか。

 

アメリカ人が下品なコメディを得意とし、イギリス人がお洒落な紳士的な作風を得意とするのは紛れもなく国民性です。

 

その両方の要素をバランスよく描けるのは、その両国のことをしっかり知っている必要があります。それを完璧にい理解しているのが、

 

今作シリーズのマシューヴォーン監督なのです。

 

彼はイングランドに生まれたのですが、

ハリウッドへの憧れからロサンゼルスに拠点を若い時に移しているのです。

その後イギリスに再び戻ってきているのですが

そのときの経験が、本作シリーズに反映されているのではないかと僕は推測します。

 

前作では多少作品の方向性がどっちつかずと、まだ見失っているような感覚がありましたが、今作からしっかり筋の通った映画に完成しているのではないかと僕は感じました

 

そして、前作の特徴をしっかりと引き続き押さえるもいました。

キングスマンの最大の特徴である現在のファッションの最前線を常にいき、彼らのアイテムの全てが今後のファッションのトレンドになるようなそんな感覚をも覚えるのです。

 

びぇ!!!

実は隠れた名作!?~ブルージェイの真相に迫る!~ [考察と解説] (ネタバレ)

こんちくわ!Shygonです!

今回はNETFlIX製作の低予算・長編映画

 

Blue Jay(ブルージェイ)

 

本作は2016年NETFILX製作の映画です。

大々的に広告をする訳でもなく、ましてや配信後も脚光を浴びることがなかったため聞いたことのない方も多いのでしょうか。

ですが、観た方はご存知の通り、

みんな口を揃えて言う、

 

最高すぎると。

 

なので、一種の隠れた名作だと僕は思っています。

 

さらにこれも観た方共通事項、リチャードリンクレイター監督作品、ビフォア3部作に似ていると。

 

僕自身も友人からこの映画をみるように勧められ、気のならないまま見たのですが、見た後その謎に躊躇したことを謝るくらい良作であったのを覚えています。

 

なぜもっと脚光を浴びないのか不思議になってくる本作の本当の魅力に今回は迫っていきたいと思います。

 

では各カテゴリーに分けて熱く語っていきます!

 

 

 

1.あらすじ

アメリカ、カルフォルニアを舞台に高校の時に町で有名だった仲良しカップルが突然12年後に故郷で再開する。

もうお互い違う道を歩み始めていて、突然再開にびっくりするのだった。

久しぶりに会った彼らは昔を懐かしみ、思い出話にふけるが、徐々に彼らがなぜ別れたのかという本質に迫っていくのであった。

それは実に切なく胸が痛む話でもあった‥

 

 

 

2.上品だけどピュアすぎる恋愛映画

本作は恋愛映画に部類されるのは間違えないが、その細かい分類に頭を抱えてしまう。

 

というのは、青春恋愛映画であるといえばそうであり、大人の恋愛映画であると言われればそうでもあるのです。

 

いまはもう別れた、昔の仲良しカップルの一日だけの再開の中の会話で、過去の彼らの関係の全容が明るみになります。

 

高校生だった自分たちの青春物語を懐かしむかのように、いい年した大人たちが再現するのです。

それはとてもイタすぎますが、実に純粋な男女のジャレ合いなのです。

 

12年前と変わらず、昔の自分たちを追いかけるかのようにマネをする彼らは10代の高校生が恋愛をする恋愛映画に何一つかわりはありません。

 

自分たちは永遠に入れると信じ、後先考えずに当時恋人同士で流行っていたであろう恥かしい録画のテープを聞いてみては大笑いをするのです。

これは現代でいうTwitterなどのSNSでカップル共通のアカウントを作るのと変わらないことなのでしょうが、ほかにも夫婦を演じてみたりと、

まるでお茶目な若いカップルがイチャイチャするところが描かれるのです。

 

しかし、それはいま現在の話ではなく、まぎれもなく遠い過去の話なのです

 

過去の話であればあるほど、

一日の楽しいカップルの時間の経過をこんなにも切なく、時間が止まってほしいと観る人に感じてもらえる映画は他にあるであろうか

 

ただの現在軸でのカップルのイタイイチャイチャ話とは意味が全く違い、

 

厳しい現実が目の前にあるにも関わらず

それから目を背け

過去の思い出に浸る

大人の切なすぎる話なのです

 

映画として僕らが見ていることはその辺の10代が繰り広げる恋愛映画に何一つ変わりませんが、そこの根底にある彼らの心情や現実をふと考えたとき、180℃違った映画に生まれ変わってしますのです。

 

なので、青春映画ともいえるのですが、同時に大人の恋愛映画でもあるのです。

 

 

 

3.最後に ‐Blue Jayという映画とは何か‐

この映画の本編をご覧になった方はお分かりでしょうが、本作は全編白黒で描かれているのです。

最近技術も発展してきて、VFXなどのCGもかなり発達してきている中で、

白黒映画にあえてする意味は何なのでしょうか?

 

最近の白黒映画として思い出す映画は、「ネブラスカ~二つの心をつなぐ旅~」や、「フランシス・ハ」などの良作などがあります

この二つの映画もとてもいい作品であることは間違えないですが、

本作ブルージェイはこれらの作品に匹敵するほど僕のお気に入りの作品であるといまは確信しております。

 

白黒映画にした理由として様々な理由が挙げられると思いますが、

この映画に関しては時間軸は現在を描いていますが、彼らの世界へ引き込まれると、

現在の時間軸なのに彼らの過去も現在の彼らと違いがわからなくなってしまうのです。

 

いい意味での時間軸の錯乱を白黒映画は可能し、映画の魅力が増していくのです。

 

それは紛れもなく画面の色を単色にし、無駄な色彩情報を省いたから成し遂げれたことなのかもしれません。

 

いまのカラー映画は様々な色彩が映画を色鮮やかにしていますが、それは同時に情報肥大化を可能にし、情報の多すぎにより、

 

本当に映画として伝えたいことを伝えにくくしてしまうときがあります。

 

それに比べ、白黒映画の情報の少ないことが逆に長所になるときがあります。

そのうまい使い方を本作ブルージェイでは垣間見ることができ、映画の魅力を感じることができるのかもしれません。

 

そして、話は少し変わりますが、この魅力こそが昔の名作映画と言われる映画にもあり、僕が愛してやまない白黒映画を見る面白みでもあるのです。

 

 

これからはネタバレになりますが、

昔の思い出に老けていた彼らは徐々に現実へと引き来れていくのです。

実は高校卒業後お互い違う道を送ることになったのですが、女性の方は既に結婚して子供までいる状況に。はたや男性の方はいまだ独身で、仕事をクビになったばっかりの状況でした。

 

交際中も手紙のやり取りをしていたのですが、男性の方は真髄をついた話を切り出せずに時間だけが経ってしまっていたのです。

そのまま卒業までもつれこみ、女性の方が故郷を出る前、最後に一通の手紙をもらいます。しかし、その手紙にもいつもと同じようなことがダラダラと書いてあったのです。

その後距離的に会えなくなり、お互い自然消滅でその関係は消えていったのです。

ところが12年越しの再会後、女性は自分が見たこともない一通の手紙を彼の自宅で発見するのです。

 

それをあえて、隠して持って帰ろうと思う彼女だったのですが、

最後の最後でバレてしまい、それがきっかけで喧嘩まで勃発してしてしまいます。

 

最後の別れ際に男性はそれを彼女に挙げるのです。

 

そんなに頑なにその手紙を見せたくなかった理由がその男性にはあったのです。

実はその手紙高校卒業の最後の日に最後の手紙として彼女に「愛の告白」を書いた手紙だったのです。

つまり、男性は最後の手紙として2通り書いたのですが、その恥かしさから本当の気持ちを書いた手紙を最後まで渡すことができなかったのです。

そして12年越しに手紙を読んだ彼女は泣き崩れるのです。

 

そうなんです

もしあそこで違う手紙の方を男性が渡すことができれば、

未来は変わっていたと、どちらも思ったのです。

 

こうして本編は幕を閉じたわけなのですが、この終わり方は本当に胸が熱くなり、考えることをあきらめてしまいそうになります。

 

これはあの男性だけに通ずることではなく、すべての男性に当てはまる気がしてしまう気がするのです。

 

普段あれだけ威勢がいい男性はいざという大事なときに限って間違った選択をしてしまうのだ、とあの映画は男性の無常さを訴えているのかもしれません。

 

これは恋愛映画の一部分として描かれたことですが、このことは恋愛に限らず全てのことに通づることだとと思います。

 

そんな考え出したらきりがない映画ブルージェイでした

 

みなさんはこれをどう感じるでしょうか?

NETFLIXにて配信中です

 

びぇ!

 

 

 

ウィンドリバー(Wind River)が今、米国社会に訴え続けることとは?[考察と解説] (ネタバレ)

こんちくわ!Shygonです!

今回はアメリカ国内でも話題になり、2018年のアカデミー賞で主要部門の賞レースに参加するであろう良作「Wind River」について熱く、熱く語りたいと思います!

 

ここ最近毎年アカデミー賞に命を懸け見ている筆者にとってこの作品は絶対来年のアカデミー賞を盛り上げてくれる作品の一つになると思っています。

そして毎年欠かさず予想をし、時にはアカデミー賞のために学校をも休む僕が保証します。

この作品は見るべきです

 

その魅力をいまから語っていくのですが、

このブログで無駄な時間を使うのなら、映画館に足を運んでください。ですが、日本では現在いまだに公開日がきまっていません。。。

 

 

1.あらすじ

アメリカ中部、ワイオミング州ウィンドリバー。

壮大な自然に囲まれ、町全体が雪に覆われ、ネイティブアメリカンの住む場所としても知られている美しい田舎町が突然事件に巻き込まれます。

 

ある日突然の山中から若い女性の遺体が発見され、捜査が始まるのですが、

気候など厳しい悪環境のため、助っ人がFBIから新人女性警官(エリザべスオルセン)が捜査のため街を訪れてきます。

第一発見者のコーリー(ジェレミーレナー)は人手不足から捜査の手伝いを、自らの仕事ハンターをしながら手伝うのだが、、、

 

ただのミステリー映画の枠を超え、いまのアメリカを突き動かすような問題作なのです。



 

2.Wind Riverの背景

時間の上映時間の中だけで十分この映画の魅力は詰まっているのですが、

製作背景を知ると魅力が倍増するので、先に映画製作の裏を語らせてください。

 

  • 俳優

主演はジェレミーレナーエリザベスオルセンです。

どちらも現在マーベルのアベンジャーズに参加しているいま旬な俳優で、

とくにジェレミーレナーは主要人物のホークアイを演じている俳優でもあります。俳優の魅力は最後のパートで語ります。

 

  • 製作スタッフ

次に監督です。この映画の背景としてこの人物を語らないわけにはいきません。

テイラーシェリダン(Taylor Sheridan)という方が監督を務めていますが、同時に脚本も書いています。

 

この方あまり有名ではないのですが、もしかすると来年のアカデミー賞で監督賞にノミネートされるのではないかと僕は密に思っています。

それくらい監督の力量が本作では垣間見れたのです。

 

この人実は脚本家として何本か映画製作に参加しています。

「ボーダーライン」という、本ブログでもご紹介させてもらった「メッセージ」のドゥニウィルヌーブ監督の別の作品に参加して高い評価を得ると、前作「最後の追跡」では見事アカデミー脚本賞にノミネートされます。

 

shygon.hatenablog.com

 

脚本家として確実に名声を得ている新税の脚本家のひとりです。

今作で2018年アカデミー脚本賞は間違えなくノミネートされるでしょう。

 

前述したように、監督賞にノミネートされる可能性が十分あると書きましたが、それはあくまで僕の希望です。というのはアカデミー賞というものは単に作品の良しあしでは決まらないのです。様々な背景や傾向があるため、この作品ではノミネートは現実的に難しいかもしれなせんね。でも、まだ候補となる作品がほとんど公開されていないので断言はできないです。

 

 

3.Wind RiverとTayler Sheridanの魅力って?

この映画の魅力を伝えるのは結構難しいです。

 

本作の監督テイラーシェリダン の過去の作品を拝見したことのある方は僕がいま言っていることを十分できると思います。

本作の魅力を語る前に、彼の作品の傾向とその魅力を抽象的にご説明します。



  • 脚本家テイラーシェリダンの仕事の流儀

過去作品の「ボーダーライン」や「最後の追跡」のどちらにも当てはまることなのですが、一面的に彼の作品をみるとただのその辺の映画と変わりません。

現になぜ過去2作品が評価されたか理解できない方は多いと思います。

 

彼の映画の作風は

 

一面的に捉え感じた彼の作品と、視点を変え多面的に見るのとでは違う感覚を持つ

 

ということが言えると思います。

今作ウィンドリバーも含めて、彼の描く世界観は

 

一瞬単純に見えるのですが、実は奥がすごく深いのです。


社会的メッセージの含まれる作品は初めからそのような方向性で映画製作をするので、大衆向けには決してならず、観客にはアクション映画で味わうようなハラハラウキウキ感は一切ありません。

 

しかし、彼の映画は映画という最低限観客が楽しめる、ハラハラドキドキや興奮を覚えるような描写がしっかりあるのです。

 

ですが、その根底には現代に訴える力強い魂が込められているのです。それを表面的に押し込むのではなく、フワッと後からついてくるような感覚です。

つまり、自分のラーメンをたらふく食べた後、予期せぬサプライズでシロップがたんまりかかったアイスクリームをたいらげるような、あの感覚なのです

 

実はこれは簡単のようでとても難しいことなのです。

上映時間が決まっているためどこに重点を置いて映画製作を行っていくのかという、さじ加減がものすごく難しいのです。

その微妙な味付けを彼は絶妙にコントロールすることに長けているのだと僕は強く思います。

 

いままでいるようでいなかったアクション映画かつ社会派映画。

この分野はもしかすると彼にしかできない唯一無二の分野になるかもしれないです。

 

そして、次に本作ウィンドリバーについて語ります。



  • ウィンドリバーをいま見るべき理由とその魅力

舞台がアメリカ中部の田舎ワイオミングであり、

中でも壮大な自然が広がる山々に囲まれれたウィンドリバー。

そして、そこに住んでいる人たちはネイティブアメリカンたちです。

それだけで映画の画作り的には映画として成り立っていると思います。

 

しかし、この映画では壮大な美しい自然を大きな画面で見せることが目的ではないので、監督はそこの美しさを全面的には表現してこなかったのです。

 

彼が我々に見せたいことは、

 

その壮大な大地で起こる密室事件を描くことです。

 

なので、見ている人は不思議に思うことでしょう。

なぜならそんなに壮大な山々に囲まれた中部の田舎街が舞台なのにも関わらず、

まるで狭い一室の中で犯人捜しをしているかのように思えてくるからです。

 

そして、そんな美しい景色と大雪の中を背景に、犯人を追い詰めていく警察と彼らとの逃亡劇が描き出されます。

 

これからはネタバレになりますが、

 

物語の進行とともに犯人を絞っていくと、

目の前にいる疑がわしい犯人たちとの心理的描写は言葉が出ません。

そして、逆境に立たされた犯人と警察との間にはいまでもはち切れそうな糸が緊張感を作り出すのです。

いざ犯人たちの正体が暴かれそうになったとき、そのイイ時に、

物語は過去の殺人が行われた経緯を回想シーンとともに突如切り替わるのです。

そんなことはサビの前でお気に入りの音楽が止められるようなものです。

 

いままで、ミステリー映画の常識として、日本でいう「相棒」のように、動機は犯人が捕まった後なのです。

そのいわばルールを無視し、一番の見せ場の前に挿入してくるのです。

 

その方法がまた絶妙なのです。

1991年に公開された名作「羊たちの沈黙」で使われた初めて披露された技術で、最後犯人を捕らえようとしたときに、ドアを押し入った警察と犯人の家の距離感の撮り方をうまく表現した、映画史史上数少ない名シーンがあるのですが、

その名シーンに似た画作りが「ウィンドリバー」からも垣間見ることができました。

 

その描き方や前置きは観客を間違えなくハラハラさせ、最高の興奮をこのシーンから得ることができ、僕からしたら最高過ぎました。

 

そして、最後に銃撃シーンについてです。

結局警察に追い詰められ、後がない犯人たちは銃を乱射しはじめ、警察と撃ち合いに発展するのです。そこでも監督の腕が光ることになったのです。

ただただ銃弾が飛び交う描写ではないのです。その辺の陳腐なアクション映画ではなく上品に描きます。

 

というのは、1995年に公開されたアクション映画の金字塔「ヒート」の銃撃シーンを彷彿されると思います。

あの映画の魅力はここではかたりきれないほどありますが、そのひとつとして、

銃撃シーンを’パンパン’という銃の発射音ではなく、銃が鳴っていないときの無音で、臨場感を出しているところが最高にカッコいいといえるのです。

 

そのお洒落な臨場感を本作ウィンドリバーからも感じ取ることができます。




4.Wind Riverが現代に訴え続けることとは?

そして最後に映画の一番重要と言って過言ではない、映画の中で本作ウィンドリバーが訴え続けることはなんなのかです。

この映画が込めるメッセージはこの映画の舞台がなぜここに選ばれたのかに直結してきます。

舞台が田舎町のネイティブアメリカンが主に住む町に焦点に当て、映画を撮影したことも初めから一貫していいたいことは一つしかなかったのです。

 

女性の立場と、ネイティブアメリカンの権利向上への認知

 

これ以上これ以下もなく、このメッセージこそがこの映画を見る上で全てであったのです。

 

物語の中では、若い女性が何者かに殺され、その犯人捜しからこの映画はスタートします。しかし、その犯人捜しをサポートしていた主人公のハンターはこの事件の前に娘をこの事件のように殺され、失っていたのです。

そして、映画の中でははっきりは言及されていませんでしたが、そのことが原因で奥さんとも離婚をしていたのです。

 

物語は最終的に娘を犯した犯人を突き止めることが出来たのですが、

殺された娘の父であったネイティブアメリカンの人と主人公を演じるハンターが最後のシーンで、言葉にできず、怒りの向け口のわからないもどかしい気持ちを坦々を語る会話のところでエンドロールが流れ始めるのです。

 

そして、それと同時に世界が女性の権利向上のため動いている中、

 

ネイティブアメリカン女性の殺される数が年々増えて続けていること、そしてそのほとんどが未解決のまま捜査が打ち切られていることを知らされるのです。

 

つまり、ネイティブアメリカンのことはいまのアメリカでは忘れ去られ、時代の産物として無視され続けているのです。

 

ちょっとスパイスの効いたミステリー映画を見ていたはずの僕らはエンドロールが流れ始めたのと同時に気付くのです。

 単なるミステリー映画ではないと。

 

びぇ!

キングスマン(2014)が画期的かつ斬新的な映画になった理由と魅力とは?[考察と解説] (ネタバレ)

こんちくわ!Shygonです!

今回は話題の新作キングスマンについて熱く語りたいと思います!

 

2014年に公開され、日本でも話題になり、公開された直後に続編の製作が決定するほど注目を集めました。

スパイ映画として面白みがあるだけではなく、映画製作として新しい道を開拓したといっても過言ではないのです。

 

そして何より今作の最大の魅力は

スパイ映画の金字塔べき存在007シリーズを彷彿させるような描写が劇中に何度も登場し、スパイ映画ファンにはたまらない良作

に仕上がっているのです。

そんな完成度の高いキングスマン現代版007と呼ばれ、今後の作品の動向が気になるところです。

 

今回も様々なカテゴリーに分けて熱く語っていきたいと思います。

 



1.あらすじ

 

舞台は現代のイギリス、ロンドン。

表面上では高級紳士服を売っている「キングスマン

しかし裏ではどこにも所属しない機関として、スパイ活動をし、影で世の中の秩序を保っています。

主人公ハリー(コリンファース)は諜報員エージェントして活躍する中、次世代のエージェント育成の中で殺された同僚の息子エグジー(タロンエガードン)を推薦するのでした。

そんな中、人間自体を病気と考え、人口調整が必要をと考えたヴァレンタイン(サムュエルジャクソン)は、人間同士が殺し合いをするようにプログラムされたSIMカードを世界中にまき散らします。そこに危機感を覚えたハリーは行動するのでした。

 



2.007との関連性

 

映画製作が本格的に始まり、100年以上が経ちましたが、どの時代も変わらず過去の作品をリスペクトし、それを自分なりに取り入れ新しい映画として世の中に送り出してきました。

 

今まで様々な名作映画が世の中に存在する中、

本作キングスマンはあのスパイ映画の代表的存在007シリーズのパクリ映画といってもよいでしょう。

監督がそれを公言しているくらい製作陣の007へのリスペクトを本作を見ると感じることができるでしょう

これからいくつかの例とともに007とも関連性についてお伝えします。

 

 

  • 設定と背景

 

007シリーズは、第二次世界大戦後イアンフレミングによって書かれた小説が原作となっています。実際に戦争中、イギリスの諜報機関MI6で特別工作員として活躍していた本人の体験談を元に作られています。

それを裏付けるかのように、主人公ジェームズボンドはMI6で謎の諜報部員で、実際の政府形態に類似しています。

これに比べて、キングスマンは政府直属の諜報機関ではなく、一般的な紳士服店を舞台としています。ここからは筆者の憶測に過ぎませんが、キングスマンの紳士服店は、007シリーズにもジェームズボンドがスーツを伸長するときにスーツの伸長を口実に新しい武器の仕入れにも行くのです。

もしかするとそこからこのアイディアが来ているのかもしれません。

 

 

  • カッコよすぎる、技術の詰まった道具の活躍

 

まずは007シリーズの醍醐味であった

MやQとジェームズボンドの関係です

このブログを読んでいる方はさすがに007を見たことない人などいないでしょうが、

研究者のQはジェームズボンドのスパイ活動に技術的に貢献しています。

 

毎作ボンドカーと呼ばれるスポーツカーに特殊な道具が兼ね備えられています。様々な機能を持つ道具が毎回大活躍しまするのです。

これは007シリーズが人気な理由が一つなのですが、

キングスマンにもQのような専門の技術職員が付き添いとしてスパイ活動の手助けをし、キングスマンにもこのシビれる新技術が使われた道具がいくつか登場します。

 

そしてその道具たちは007に変わりのない、いわゆるほぼパクリなのです。

 

 

  • 作品の進行とそれに伴う登場人物たちの関連性

 

ジェームズボンドは基本的に一人で行動します。

世界中問題が発生すれば危険をも顧みず飛び込んでいくのです。

そして己の能力を頼りに坦々と問題を解決していくのです(多少は寄り道をします(笑)それに関しては下記に記しています)。

 

それに対して、キングスマンは新人のトレーニング機関ということもありますが、

新人を引き連れ基本的に2人行動です。

 

しかし、ここに女性が入ると雰囲気が変わってくるのです。

ジェームズボンドの場合綺麗な女の人には目がありません

それが毎作出てくるボンドガールの存在なのです。

 

そして、女性に一度気がそれるとスパイとして機能しなくなるほど使い物にならなくなるのです。ですが、そのやりとりや描写こそがこの007シリーズの醍醐味だったのですが、

キングスマンではその女性関係の描写は受け継がれることなく、真面目に一人の女性とお付き合いしたり、仕事に没頭しているのです。

 

 



3.キングスマンの真の魅力とは?

 

ここまで読まれてると、キングスマンってただの007のパクリじゃんって感じる方の多いでしょう。ですがパクリ映画を製作したところで世界的に注目される映画には絶対ならないのです。では一体どこが007にはない斬新的なのでしょうか?

 

 

  • ファッション

 

やはりこの一言に尽きるでしょう。

このブログを読むまで、007の世界観にそっくりなことを気付かずに映画を見ていた人が中にはいるかと思います。

007にかなり寄っているのにも関わらず、そう感じないのは

 

視覚的印象が全く違うからです。

 

007では時代設定的に物語自体が現代ではないのもそうですが、登場人物の全員がスーツをまといピシっと引き締まっています。

ところが、キングスマンではスーツ姿の人間だけではなく、いまのトレンドとなっている服装を老略男女構わず身に着けているのです。

 

登場人物全員がイチイチおしゃれに服を着こなすのです。さすが、世界でも数少ないファッション街ロンドンです。

 

そしてもう一つ筆者が注目したのは、主人公エクジーの服装です。

もちろん仕事中はジェームズボンドのようにスーツを身に着けるのですが、

同年代の仲間たちと戯れるときはスーツなど着ず、おしゃれを彼らと一緒に楽しむのです。

ジェームズボンドはいつであろうとスーツを着ているのに対して、キングスマンでは服装からそんなエージェントの一般人の顔も同時に垣間見ることができるのです。

ジェームズボンドの方が人物の年齢設定上、キングスマンよりも上なので、理解ができるのですが、この2つの映画を例えると、

007は大人の映画。キングスマンはその層より少し下の層を狙って撮られている気がします。



 

 

いくら外見的要素に革命的な新しさがあってもやはり映画製作に欠かせないものがあります。

それは脚本です。

そんな物語を重点的に焦点を置いても、この映画には新しい何かがあるのだと感じるのです。

 

ここからはネタバレになってしまうのですが、

バレンタインを抹殺しようと動き出したハリーは早々に敵バレンタインに殺されてしまいます。あんなにジェームズボンドに寄せてきた作品なのに、

あっという間に死んでしまうのです。

 

いままで僕らは

ジェームズボンドの映画を見てきて、圧倒的な主人公像から、死ぬことはないと心のどこかで安心している節があったのです。

 

今回のキングスマンでは一杯やられた感覚でした。

ジェームズボンドに堂々と寄せていた、その安心感を見事に裏をかかれました。

彼の死ほど映画にインパクトを与えることはないでしょう。

そのまま彼が登場することなく、映画は終わるのです。そこで僕は感じました。

 

この映画一味違うぞ、と。

 

ですが、エンドロール終了後、僕らはもう一回転覆するのです。

エンドクレジット終了後、死んだはずのハリーがキョロっとした顔でこっちを向いているのでありませんか!!!!!

 

彼は何らかの形で一命を取り留めたということになるのでしょう。

もう次作を見たくてたまらない映画こそがキングスマンなのです

 

そして、最後にこの話に触れていきたいと思います。

 

 

 

今回007とは一貫して違うところとして政府機関なのかと紳士服店の違いが挙げられます。007では毎回様々な新技術やスポーツカーが登場します。

そんな大金のかかることを007では所属が政府の勢力下にあるためこのようなことが成り立っています。しかし、キングスマンではただの紳士服店には不可能な大金はどこからきているのでしょうか。スパイ活動は大量の金がかかるためそこのつじつまを紳士服店キングスマンは説明できていないのではないかと思ってしまうのです。そこのつじつま合わせを次作に期待したいと思います。

 

びぇ!

凄腕プロデューサーのハーベイワインスタインが自ら作り上げた会社から追放!?

こんちくわ!Shygonです!

今回は今まで数々の有名映画を世の中に送り出し、

ハリウッドでは知らない人がいないといわれている名プロデューサー、

ハーベイワインスタインのことで不祥事が起きました。

そのことについて今回は触れたいと思います。

 

  • 事件の全容

このの突端は2017年10月第一週、

アメリカの大手通信会社「New York Times」の記事で、

ハーベイ自身による複数の女性に対してセクハラ行為を行ったという告発がありました。それは30年以上に及ぶことで、被害者の女性たちは実名、匿名で、記事を通して告発しています。

 

その後、同氏がCEOを務める「ワインスタインカンパニー」では取締役会を開き、

その際に重役の3人が辞職するなど事の重大さを再認識した形となりました。

 

記事によると、その当時被害を受けた女性たちは多額の賠償金を受け取り、

沈黙を貫いて生きたのですが、最近女性の権利がハリウッドでもよくやく認知されることになり、さすがの名プロデューサーでも特別扱いできなくなり始めたそうです。

 

そして、米時間10月9日午後、緊急速報で

彼は自身が一から作り上げ、数々の名作映画を世に送り出し

二人三脚で歩んできたワインスタインカンパニーから追放されたと発表がありました。

 

なぜこの速報を聞いてから、僕はすぐにブログに記事として残そうとしたのか、

それは僕自身彼の作る映画に感銘を受けましたし、僕の中で彼は尊敬する人のひとりです。

これから数時間のタイムラグを受け、日本にも正式にこのことが報道されると思いますが、彼の偉業を当ブログでは扱いたいと思います。

 

  • ハーベイワインスタインが辿った軌跡

1952年にアメリカで生まれた彼はハリウッドの中でも生粋の名プロデューサーとして有名です。

映画をあまりご存じない方でも彼が実際にプロデュースした作品を見るとどれだけすごいのかがわかります

 

  1. グットウィルハンティング/旅立ち(1997)
  2. 恋に落ちたシェイクスピア(1999)
  3. ロードオブザリングシリーズ(2001-2003)
  4. シカゴ(2002)
  5. コールドマウンテン(2003)
  6. アビエーター(2004)
  7. イングロリアスバスターズ(2009)
  8. 英国王のスピーチ(2010)
  9. ファイター(2010)
  10. アーティスト(2011)
  11. 世界にひとつのプレイブック(2012)
  12. イミテーションゲーム(2014)
  13. ウィンドリバー(2017)

なお、最新作の日本未公開「ウィンドリバー」は、こちらをご覧ください

 

shygon.hatenablog.com

 

これは彼がかかわってきた作品の一部に過ぎず、

これらの作品の共通することは

ほとんどの作品がアカデミー賞を受賞しているということです。

 

関わった作品のほとんどをアカデミー賞にさせる名プロデューサーとして

 

ようは、天才なのです。

 

そして、僕のお気に入りの監督であるクエンティン・タランティーノ」関連の作品のほとんどは彼のプロデュース下で製作されているのです。

 

そんな彼のキャリアは「ミラマックス」という両親の名前を社名につけた小さな会社から始まります。

昔から弟ボブ・ワインスタインと共に二人三脚で歩んできた彼らは同社を売却後、いまの「ワインスタインカンパニー」を立ち上げ、怒涛の快進撃が始まります。

 

 

そんな彼の輝かしい実績とは裏腹に

ハリウッドの中でもかなりのお金持ちとして有名であり、同時に暴君として度々メディアを盛り上げます。

 

彼に対する噂はこのスキャンダル以前からあり、沈黙を貫いてきた彼ですが、今回ほど大きく発展するとは思っていなかったのでしょう。

 

 

 

  • 今後と彼のキャリア

ハリウッドの中でも重要な人物の失脚はとても残念です。

毎年彼のプロデュースする作品はアカデミー賞で注目されるため、

盛り上げるのには彼は起爆剤のような存在でした。

 

今年もウィンドリバーという作品がアメリカではすでに公開され、評価が高ため来年のアカデミー賞にこの不祥事が影響するととても残念です。

 

最近ハリウッドでも女性の権利がようやく認知されるようになり、いくら凄腕の彼にでもその勢いを鎮めることができなかったのでしょう。

 

勿論彼のしたことは絶対許されることではないのですが、

彼の栄光を知っている僕にとってはここで台無しにされるのはハリウッドとしても痛手になることは間違えないでしょう。

 

そして、一度ハリウッドで干された人間がまた再び表舞台に帰ってくるのはそう簡単ではありません。

そして、いまの世の中の動きを見ると、女性関係のスキャンダルは彼のキャリアの中でも相当痛手になることは間違えないです。

 

しかし、僕は彼にまた表舞台に戻ってきてほしい、そんな願いを込めて、このブログを書いています。

 

あのAppleを立ち上げ、世界を変えたスティーブジョブスは1980年代自ら立ち上げた会社から追放されます。そこから10年間後、彼は確かに再びAppleのCEOとしてカムバックし、その後世界を変える製品を何度も世に送り出してきました

 

そんなジョブズの道のりより、はるかに大変ではあるでしょうが、ハーベイワインスタインは必ずまたアカデミー賞を盛り上げてくれることでしょう。

もしかするといとも簡単にハリウッドに戻ってくるかもしれませんが、それはわかりません。

 

これからの動向を当ブログでは随時更新するつもりです。

彼のこれからの活躍に期待したい限りです。

 

びぇ!!!

 

ヒッチハイカーがポートランドの魅力を語る!

こんちくわ!Shygonです!

 

今回はヒッチハイカーShygonが訪れたアメリカ北西部に位置するオレゴン州に注目したいと思います。

特に州都ポートランドをご紹介します。


この街は様々な雑誌が全米一住みやすい都市として毎年名前が挙がり、

一位に輝くことも少なくありません。
ニューヨーク、ロサンゼルスなどのビックシティを退いて、なぜいわば田舎町に過ぎないココ、ポートランドに人々は魅力を感じるのでしょうか。

大きく分けると3つのカテゴリーに分かれると思います。
それでは順番に語っていこうと思います!

 

  • 魅力① : 魅力的な観光地!!

王道な旅行としてどこかに旅行にいくと必ず有名なスポットは抑えると思います。

ポートランドで一番有名と言って過言ではないUnion station はポートランドの人々の大事な足になっている場所です。

単なる駅として機能しているのではなく、観光目的として多くの人が訪れる場所の1つなのです。


そして、ポートランドアートギャラリーです。

絵画が好きな僕にとっては最適な場所です。建物も単なる建物として存在しているのではなく、見ているだけでうっとりしそうな美しさを兼ね備えているのです。

中でも有名な絵画は山ほどあり、フランス印象派巨匠のクロードモネとルノワールの絵が見事です。他にもゴッホの絵やフラゴナールの絵もありとても有意義な時間を過ごせました。
そして、代表的な観光地だけで終わらないのがポートランドです。
街全体が観光地と言えるのがポートランド
この詳細は下記の魅力②にありますので、そちらをご覧下さい。

 

  • 魅力② : 自然と街並み

この街ポートランド、とにかく綺麗の一言に尽きます。街並みを一目眺めるだけで一位に輝く理由がわかった気がするのです。
建物もニューヨークやロサンゼルスにはない

西洋風な傾向が強く、ヨーロッパを彷彿させます。


ドイツのような赤レンガで埋め尽くされる要素を持ち、同時にアメリカが誇るタイムズスクエアのような発展した文化社会を垣間見ることも可能なのです。

まさに都市社会の弱点をきちんと網羅し、都市化していく街と自然が見事にマッチングしているのです。
そして、部分部分がとてもお洒落なんです。

例えばこの橋。ただの鉄筋で覆うゴツい橋にするのではなく、真っ赤に染めるなど今までの僕のイメージを覆すようなインパクトがありました。
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この街の住民とにかく自分の街に誇りを持っているということが伝わってきます。

僕がヒッチハイクをやった1つの理由として様々なひとと話を実際にできるという利点があるからしたのですが、ポートランドのひとと話していると地元愛をものすごく感じるのです。

道を尋ねても気さくに答えてくれて、さらにおすすめの場所まで教えてくれるのです。

アメリカの共通認識として皆さん家や車に米国旗を立てるように自国愛が凄いんです。

それをポートランドでもしっかり感じることができます。

そして、ココがポートランドの注目すべきポイントです。

僕がアメリカに来て一番驚いたこととして挙げられるのが、

太っている人が本当に多いということです。

どこにいっても老若男女太ってます。

しかし、ココポートランドその常識を全て覆すのです。

街を歩いていてもほとんど見かけないくらい

みんなスリムな体型を維持しているのです。

その理由がまた僕は素晴らしいのではないかと思っています。

 

ポートランドの街中を散策しているとわりと多くの人がジョギングやスポーツをして楽しんでいます。

その効率のいい、理にかなったポートランドの生活は朝から始まっていたのです。そして、その光景がポートランドの自然に満ち溢れた生活感と見事合っているのです。

もしポートランドに行く機会があったら朝の住宅街に行くことをおすすめします。観光地でない、何気ない住宅街の一角にポートランドの最大の魅力が隠れているのではないかと僕は強く思っています。

そして、これを感じたのはホテルに泊まり飛行機移動の普通の旅行ではなく、ヒッチハイクや野宿を経験したからこそガイドブックには載っていないコアな部分のポートランドを体感することができたのかもしれません。