Movie Magic

アメリカ在住大学生が映画を語るブログ

Netflix『ストレンジャーシングス』シーズン3第2話・3話 あらすじ感想ネタバレ:ロシアのスパイ行為

f:id:shygon:20190706144415j:plain
Netflixの人気ドラマ「ストレンジャーシングス」のシーズン3が配信されました。

 
では、今回は第2話と第3話のあらすじと感想です。ガラッとストーリーが動き出す中、新たな陰謀の影が明るみになる。
 
 

サクッとあらすじ

 第2章モールナッツ&第3章消えた財布ガード事件

上機嫌なホッパーとジョイス
第1章でジョイスから優しく進言するようアドバイスをもらい、キスばっかするエルとマイクを注意しようとしたホッパー
彼らを目の前にすると、感情が先走り、怒りをあらわにしてしまう。ビビったマイクは、言われた通りに、エルと距離を置く。
一方、ジョイスは磁石がくっつかない状況を、不思議に思い、前回シーズンで舞台となった研究所になにかあると勘付き、ホッパーとともに研究所に乗り込む。
何者かに襲われたホッパーは気を失い、デートに誘ったジョイスは、デートに来ないなど、すべてが空回り。

one man with beard and woman are surprised

ロシアの機密情報を傍受するダスティン
自称彼女らしいスージーと電話するため、自作の電話機を試していると、聞いたことがない言語が流れ始める。
すぐにスティーブのところへ持っていき、謎の言語ロシア語の解読を試みる。スティーブの同僚のアイス屋で働くロビンが4ヶ国語に堪能なことから、助けを請う。
ついに、ロシア語を解読。"銀の猫、中国への旅行はよさそうだ。軽く歩くなら西で青が黄に会うとき”の暗号も突き止め、ロシア人たちの陰謀を暴こうと夜のショッピングモールに突入するが‥

one young lady, one young man, and one funny child are facing

ジョナサンとナンシーが暴走
地元の新聞社でインターンをはじめたふたりは、コーヒーばかり入れる仕事に飽き、勝手に取材にいくことに。
謎の狂犬病にかかったネズミが、肥料を食い荒らしたとして事件性を感じるナンシーは、聞き込みを続けると、近隣住民から肥料だけではなく、殺虫剤や洗浄剤、軽油も無くなっていることを知った。
ビックニュースと確信したナンシーは、そのことを上司に伝えるも、"消えた肥料と謎ナンシー探偵”の本を出せ、とからかわれるだけで、誰も見向きもしない。
でも、納得いかないナンシーは‥
モールナッツ
地元で初のショッピングモールは連日のように賑わいをみせた。多くの子供たちがオシャレをしたり、アイスを食べたり、なんだか楽しそう。
ホッパーのせいで、エルとの距離を取らなければいけないマイクは、エルに勘違いされ、その距離は広がる一方。
少女マックスエルと、女の子の遊びを教え、オシャレをすることと女子を遊ぶ楽しさを知ったエルはマイクに別れを告げてしまう。
ホッパーの行き過ぎた発言により、勘違いが生まれ、別れてしまったふたり。
 
モールで失恋をしたマイクとは別に、商店街で働く人々からデモが起きる。モールによって失業した人々からの反感と、モールで失恋したマイク。
さまざまな人たちの思いが錯綜するモールであった。

two young ladies who have ice cream are laughing

感想

第1話はコメディ要素たっぷりのだんまりとしたファミリーコメディーであったが、2話3話と一気にストーリーが進んだ。
ロシアのスパイ行為を傍受したダスティンとラブラブであったマイクとエルの別れ、そしてナンシーとジョイスが謎の異変に気付く。
さらにプールで働くセクシー男ビリーはウィルが乗っ取られたように、謎の生物に侵食される。さまざまな要因が一気に盛り上がり、ホーキンスはまた混沌の中へ向かっていく。
 
シーズン3から参加したアイス屋の女の子ロビンに注目
80年代を彷彿させるような金髪にそばかすがあちらこちらに広がる毒舌女。この女優マヤ・ホークといって、イーサン・ホークとユマ・サーマンの娘なんすよ。
大好きな俳優イーサン・ホークの娘とあって愛嬌があって存在感がある。クエンティン・タランティーノ監督の「ワンス・アップオン・ザ・タイム・イン・ハリウッド」にも出演する若干20歳の注目株です。
 
あまり動きがなかった第1話と比べ、ジェットコースターのように進み出した第2話と3話。その急激なサスペンス感とホラー要素を印象つける演出がとても好き。
「羊たちの沈黙」の印象的なシーンでもあるシャワーを浴びている水を写して、違う人がシャワーを浴びてるシーンにスイッチしたり、防犯レンズのレンズがいきなりダスティンのおもちゃ望遠レンズに移り変わったり、緊迫するシーン作りが見ていて飽きない。
 
びぇ!