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映画「メカニック ワールドミッション」感想ネタバレなし:ハゲ代表ジェイソンステイサムが顔芸を魅せつける!

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Summit Entertainment

こんちくわ!Shygonです!

今回はジェイソンステイサム主演の

メカニック ワールドミッション

について熱く語りたいと思います!

2016年に製作された本作は2011年公開の「メカニック」の続編です。

たとえどんなターゲットであろうと事故に見せかけて殺すプロの殺し屋が世界に股をかけて活躍する姿を描いた映画です。

 

サクッとあらすじ

前作メカニックで自らの育ての親を殺すよう依頼されたアーサー・ビショップは依頼終了後にブラジルで姿をくらませていた。

5ヶ月が経ったある日彼の生活は突然激変してしまう。平凡な生活など長くは続くはずがなく、すぐにエージェントに居場所がバレたアーサーはその場を逃れプーケットの避暑地に場所を移す。

一度危険を回避するもそれは単なるイタチごっこのはじまりであった。伝説の汚れ屋メカニックがいま復活する。

 

ハゲでもモテるけどなにか?

ドイツ出身のデニス・ガンゼルが監督を務めました。脚本を執筆したのは「ジェイソン・ボーン」の原作者ロバート・ラドラムと仕事した経験があるトニー・モジャー。 

www.shygon.com

 アーサー・ビショップ

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Summit Entertainment

伝説の殺し屋メカニック。前作で最期の仕事を終え引退するも、脅され再び復活する。

ジェイソン・ステイサムが演じます。世界でも今のところ唯一無二のハゲ枠で大人気アクション俳優です。

常に全世界のハゲに勇気を与え、ハゲでもモテるだぞ!そう主張する彼の活躍は毎作奮い立たされますよ。

 ジーナ

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Summit Entertainment

アーサーの最大の敵クレインに脅され、アーサーに近づく色気たっぷりの女。クリルに誘拐され、アーサーに助けを求める。

ジェシカ・アルバが演じます。アメリカの「セックスシンボル」として多大な名声を得る。相変わらず綺麗だなと、見終わったあとに調べて仰天。

もう40歳近いおばさんですよ!!!全くそう感じさせない色気と若さ!もう怖い世の中ですね

 

ガラス張りの高層ビルよじ登るけどなにか?

本作を一言で言うとすれば、

ただただハゲじじいの無双する姿を90分ご覧あれ!

という豪勢ぶり。

層ビルの外側をよじ登る有名なシーンがミッションインポッシブル4にあります。同じことをトム・クルーズではなく、ハゲがやります。

つかの007作品で見た覚えがある空中のロープウェイから空飛ぶ1人用飛行機にジャンプするシーンがあります。英国屈指のお洒落イケメン ジェームズボンドではなく、ハゲがやります。

 

SHYGON的感想

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Summit Entertainment

テンポの良いカメラワークに、飽きさせないストーリー。

そんな偉そうなこと言いましたが、主演のジェイソン・ステイサムの映画は、カメラワークがこうで、ストーリー性にかけるなどはっきりいってどうでも良いのです。

の作品を見る人はそんな映画的な評価など気にしておらず、ただ彼が無双する姿をただ見たいだけなんです。

そして、彼は毎作のように主張します。

 

「全世界のハゲたちよ。ハゲで何が悪い!俺はハゲ代表として頑張るぞ!」

 

そんな意気込みをするかのように俊敏なアクションをこなします。

ハゲ予備軍のコワモテおやじがシャレたレコードを聴いたり、ヨットをフラフラ揺らしながら銃撃戦を繰り広げるなど、まさに無双状態なハゲおじさん。

いつ伝説が死ぬのかわかりませんが、彼の無双状態は当分続きそうですね。

 

れまでダラダラと感想を書いてきましたが、ここで真面目な話をしないと。

本作の予算が40億円以上かかったようですが、アメリカ本土の興行収入が21億なんです。つまり予算すら回収できてないほど興行的には大失敗したんです。

ジェイソン・ステイサムの映画で批評的に評価の高い映画はありませんので、本作は興行的にも批評的にも大失敗しました。いわば駄作です。

そんな駄作に出演し、思わぬ形で汚名を着せられたステイサムですが、実は助かっちゃったんですよ。

 

世界の興行収入がなんと120億円

 

つまり余裕で予算回収し、きちんと儲けまで生む有難い結果となりました。ではどこでそんなに稼いだのかということです。

 

中国なんですよ。

 

中国の一国だけで50億稼ぎ出し、世界興行収入のおよそ半分が中国から稼ぎました。これは本作に限らず、最近このような状況ばかりなんです。

例えば「トランスフォーマー4」も満了一致の超駄作なのにも関わらず、中国本土の映画館で客が殺到し、黒字転覆。

アメリカでもかなり話題になったダークヒーロー映画「ヴェノム」もアメリカでは興行的に大失敗しましたが、まさかのロシアで大ヒットを記録。その後大成功を収めます。

 

ここ数年でかなりの確率で駄作が大量に作られているのに、なぜか興行的に中々失敗しない。なぜこの映画を製作会社はオッケー出したのかと首を傾げたくなる映画でさえも中国が助け舟を出し、救済。だからクソ映画がこの世から消えないんです。

"UPDATED: Rambo V, Expendables 4, Mechanic 3 – ManlyMovie"によると興行的に成功してるから、本作「メカニック」だって第三弾を製作中と報道される始末。もうなんでもありなんすよ。ようはね。

びぇ!

 

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