ミャンマーのローカル映画館に行ってきた。
こんちくわ!Shygonです!
バックパックを担いで海外に飛び回るのが大好きな筆者。
日本とアメリカの両方に生活の基盤を置きながらも、貧乏旅行で様々な旅行にこれまで行きました。
"東南アジア最後のフロンティア"と呼ばれるミャンマーに旅行にきた今回は、ミャンマーの映画館に行ってきました。
理解不能な文字配列に、怒涛のミャンマー語が飛び交う。日本語など通じるはずもなく、英語も通じない場合が多い。
そんなミャンマーでも映画館は市民の憩いの場所であり、これは全世界で共通すること。
映画館は国民族を超えて世界中でいまなお愛され続けている。
今回は首都ヤンゴン市内にあるショッピングモールJunction Cityの中にあるJCGV Cineplex という映画館にお邪魔してきました。
ショッピングモール自体は豪勢に有名ブランドが店を構えて、日本にあるモールと引けをとらない。
映画の名前と時間帯が書かれたごく一般的な映画スケジュールを見渡す。
わかるか!と心の中でツッコミを入れるほど、現地語のタイトルで、想像すらできない。
前情報が一切ないし、どうせならミャンマー語の全くわからない映画でも観よう!と思い選んだのがこの作品。
"Wat Wat Kwal Aung Pwint"という映画。券売機でチケットを買っていたとき、後ろのおばさんがいきなり話しかけてくれた。
Japanese? 海外に出ると大体アジア人=中国人だと思われがちだが、さすがアジアの国。ちょっと内心嬉しかった。
そのおばさんからこの映画について少し教えてもらった。ゲイの集団が主人公のコメディだよ。と
チケットを買った後にポスターをみて、"は?絶対ヤバい映画だろ!"とちょっと後悔はしたが、ミャンマー映画を体験する!と心に決めて劇場へ向かった。
ちなみに映画料金は高級ショッピングモールの中にある映画館なのに、驚きの3,500kays~13000kays(約250円~1000円)
そして、席によって値段が違うのも特徴のひとつ。写真をみると、真ん中や中心の席は割高になっており、1番前や後ろなどの人気がない席は逆に安い。
はじめてこんなシステムの映画館に行ったが、とても合理的で感心してしまった。
どうせミャンマー語など理解出来ないし、そんなにこの映画にかける情熱もないので、1番安い3,500kyas(250円)の席を購入。
日本と変わらない映画設備に心地いいシートでこの値段は安すぎだろ!
いざ劇場に入り、席を探す。映画が上映されはじめると、現地の人はひっきりなしにゲラゲラ笑う。
たぶん面白いんだろうなと、全く理解できない筆者は呆然になりながらも(あたりまえだろ!)、必死に食いついて理解しようとする。
そんなこんなで2時間に及ぶ映画が終わった。結果全く理解できない。
はじめて言語を理解できない映画を観たが、自分の中では想像以上に楽しめた。
今回はミャンマーのローカル映画館に突撃しようという企画だったが、色々わかったとこがある。
ひとつは、ポップコーンの音がうるさい。常にポップコーンが口の中で潰れる音が聞こえる。異常。
アメリカ人も映画を観ながらポップコーンは大好きだが、これほど耳障りに思うほど、ボリボリポップコーンを食べる国民なんだと改めて実感。
ふたつめは、ミャンマー映画はわりとインド映画に作風が似ているということ。
インド映画独特のいきなり踊りだしたり、訳の分からない急すぎる展開など、ミャンマー映画にも色濃く描かれていた。
さいごは、やっぱり言語がわからない映画を観るのは辛い。これにつきます。
本作は新宿二丁目にいそうなオネエの人たちが繰り出すコメディで、ミャンマー語の映画に字幕なし。日本人の筆者にはなにが起こってるか終始一貫してわからなかった。
アクション映画とかだったりまだ、理解できたかもしれないが、選んだ映画がとてもトリッキー過ぎた。
ゲイのコメディなんて、よくそんな映画を自分でも選んだなぁと実感した。
あとミャンマー人は"Hello!"は英語でいうみたいですね。
びぇ!