映画「ジェイソンボーン」感想ネタバレなし:スパイ映画の原点にして頂点 待望の続編
こんちくわ!Shygonです!
今回は大人気スパイ映画の待望の続編
ジェイソンボーン
について熱く語りたいと思います!
2016年に公開された本作は、2002年製作の「ボーンアイデンディティー」からはじまる大人気スパイ映画シリーズです。
本作はボーンシリーズ第5作目。4作目だけ単独映画で、3作目「ボーンアルティメイタム」の続編になります。
サクッとあらすじ
ブラックブライアー作戦の関係者を失脚させた後、地下格闘技の世界で生計を立てていたボーンの元へ、ハッキングによって新たに探り当てた事実を告げに元CIA局員のニッキーが現れる。
事態の露見を恐れたCIA局長の放った刺客がボーンとニッキーを襲い、ニッキーは殺害されてしまう。ボーンはニッキーの遺した情報を元に、全容を解明するために再び動き出す。
(Wikipediaより抜粋)
こんなこと書いてありますが、簡単に「ボーン」シリーズってなんぞやって話ですよ。
トレッドストーン作戦とかアイアンハンド計画いう難しい名前の秘密裏でCIAが画策していた計画がありました。
CIAのもとで諜報員として活躍していたジェイソン・ボーン(今回の主人公)が自分の過去のルーツを知ってしまい、政府に楯突くみたいな映画です。
本当のことを知ってしまった青年が親に対してグダるみたいな感じです。
大根俳優の代表が待望の復活!!!
スパイ映画の第一人者とも言えるポール・グリーンクラスが監督&脚本を務めた。
もとは編集技師であったクリウトファー・ラウズが共同脚本で参加し、「ボーン」シリーズの立役者が再び現場復帰しましたね。
豆知識 4作目「ボーンレガシー」はジェレミー・レナーが主演し、「ボーン」シリーズで脚本を務めてきたトニー・ギルロイが監督を務めた。
2012年に製作された4作目はキャストが一新され、一からスタート。結局批評的にも興行的にも失敗。続編の製作は中止されました。
ジェイソン・ボーン
CIAのもとスパイとして、裏の仕事を長年引き受けてきたボーン。
だが政府の真実を知ってしまい、裏切る。その後すべてを終えて裏の世界で生きる彼はある事実を知り、再び立ち上がる。
マッド・デイモンが主演。
「ボーン」シリーズによって世界的にその名を広め、幅広い役柄を演じる。が、最近は大親友ジミー・キャメルにイジられたり、出演する映画の演技が大根すぎるとネタになる。いまは俳優?コメディアン?という立場。
他にもBOSSコーヒーのCMなどで日本でも知名度MAXのトミー・リー・ジョーンズ、「トュームレイダー ファーストミッション」で知られる北欧美女アリシア・ヴィキャンデル、フランスのプレイボーイ ヴァンサン・カッセル、「ヴェノム」で有名なリズ・アーメッドなど多数豪華な俳優が脇に揃える。
待望の続編が魅せるアクションの真骨頂
2012年にキャストが一新され製作された「ボーンレガシー」は完全に失敗な結果となりました。
批評&興行面の双方で失敗し、新たなボーンの歴史を作るのは難しい状況となりました。
そんな中で取り糺されたのは、旧ジェイソン・ボーンの復活。マッド・デイモンの出世作であり、アクション映画の枠組みを超えた緻密なストーリー性にド派手なアクションシーン。
高校生のときはじめてみたときのことを今でも覚えているくらい迫力があり、熱狂した覚えがあります。
しかし、リブード版の新たな「ボーンレガシー」にはなぜか共感できない。演技は上手くないが、ボーンにがっちりハマる彼の俳優としての形相に安定感。
たぶんその安心感が俳優マッド・デイモンの魅力とも言えると思いますが、そんな彼の演技こそがそのまま本作の魅力となっているのです。
スパイ・スリラー映画の原点をたどる
1960年代にはじまった007はいまでも続く大人気シリーズに成長。アメリカでは1990年代にトムクルーズ主演で「ミッションインポッシブル」がスタート。
「ミッションインポッシブル」第6作目はこちら
2000年初頭に入ると、勢いを増して製作されてきたスパイ映画。007シリーズから着想を得た「キングスマン」や「ボーン」シリーズはスパイ映画界のトップに君臨するべき素晴らしい映画です。
2007年に製作された「ボーンアルティメイタム」を最後に、続編の製作が中断されました。
しかし、2014年突如製作陣が続編に向けて動き出しているとの報道があり、事態は一変しました。
加熱するスパイスリラー映画界。新鮮味がなくなりつつあるが、「ボーン」シリーズこそが起源であり、最骨頂なのです。
そんな大型シリーズの最新作作。観ない訳がないじゃないすか
というわけでこれから感想を。
SHYGON的感想
常にハラハラ&ドキドキする展開と予想ができない展開。目の離せないストーリー性が、観客をとりこにする
解決したと思われていた「ボーン」三部作は終わっていなかったのです。四方八方に散らばった伏線の回収が本作でも描かれるわけですが、こんなに複雑なのはボーンシリーズくらいじゃないかと思いますよ。
常に新たな切り口で映画を展開し、予測不可能な方向に観客を運びます。
「ボーン」シリーズが描いている複雑なストーリー展開にド派手なアクションシーンは本作でも同様に見受けられますが、映画として新しい要素があるか?と言われると全くありません。
一度上り詰めた山から頂上を目指すのは不可能な話です。山の頂上にいる人間がどうその上を目指すのか。
魔法でも使い越さないとできない荒技なんてできませんよ。
でも本作にそんな魔法が必要かと言われると要りません。だって観客はただ「ジェイソンボーン」のその後が見たいだけですもん。
ボーンの隠された新たな一面を再び見れた喜び。続編が作られるかはわからないが、ぜひ首を長くして待つとするか
びぇ!