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「進撃の巨人」はアニメがおすすめ!漫画と実写版とアニメを比較してみた

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本記事では、大人気マンガ進撃の巨人について熱く語ります!

2009年にマンガの連載がはじまると、瞬く間に大人気に。アニメ化と実写映画が公開され、お茶の間で話題にも。

活気ある城下町のような賑わいと、人間臭さが印象的な世界がこのマンガの舞台となります。

毎日のように盛り上がる酒場や、女に群がる男どもはどの世界でも変わらない。そんな人間社会が広がるこの街はとても狭い。

空を見上げると終わりのない綺麗な雲が生き生きと、僕らを見守ってくれているような、そんな感覚がする。

ただそんな開放感のある世界など空中にしか広がっていないのだ。

 

世界は残酷だ。

僕らの生きれる世界など広いようで、本当はこれっぽっちも存在しない。そんな世の中の縮図を本作では垣間見れる。

まわりに覆われた巨大な壁は、人類を守るために建てられた、と大昔から伝わっている。

壁を超えた下界には人間たちを食う巨人がいる。そんな野蛮な彼らから自らの文明を守るために壁は大いに役立つ。

そんな平和な日々が100年続いたある日。信じられないことが起きる。巨人が巨大な壁をもろともせず打ち砕き、侵入してきたのだ。

 

これはまさにこれから人間社会の存続に関わるXデーのはじまりだ。

巨人から人類を必死守ろうとする特殊部隊に、外の世界を見てみたいと願う幼い主人公。そんな彼らの駆け引きと想像もしなかった展開がこの物語の見どころだ。

 

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はじめにぼくは友人に勧められマンガを読んだ。率直に、読みにくい。絵が綺麗じゃなくて、人間がみんなおんなじ顔に見える。

物語展開がコロコロと移り変わっていくので、キャラクターを追っていくのが、ただでさえ大変なのに、顔がわからなくて、断念してしまう。

横山光輝さんのマンガ「三国志」と一緒で、キャラクターの顔の特徴が無すぎて、常にこいつ誰やっけ?と悩む。

ちょいディストピア的なSF要素を盛り込んだ作品が流行っているのかな。

 

「このマンガがすごい!2018年」版で見事1位に輝いた「約束のネバーランド」も、オニが住む世界に住む食用児として育てられた子供達の脱獄の話など、似たような物語が最近のトレンドのようですね。

 

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進撃の巨人が脚光を浴びはじめ、アニメ化がされた。

するとすぐに実写化に向けて動きはじめた。最近は漫画や小説の映画化の動きが非常に多くて、残念だが、進撃の巨人もその典型的なパターンにどっぷりハマってしまった。

2019年4月にキングダムの実写化もしたが、最後の希望の綱であったキングダムでさえ、いとも簡単に実写化されてしまったので、もう法律かなにかで決まったことなのかと思ってしまう。

映画評論家の町山さんとぼくの大好きなアーティストSEKAI NO OWARIさんが主題歌を務めたので、少し期待したが、全く面白さがなかった。

やはりマンガやアニメの実写化は難易度が高いのであろうか?

 

マンガもダメ、実写化は寝てしまうと、ダブルパンチを食らったので、一時期距離を置いていたが、再び魅せられたのはアニメであった。

以前から友人からアニメは面白いから見な!と言われていたが、連続のダブルパンチから意識が朦朧として、起き上がれずにいたのだった。

でもNetflixにあることを知って見始めた。するとすごい。これがアニメの凄さなのか!と驚嘆してしまうほど、リアリティーが物凄い。

 

巨人と戦うために開発された立体起動装置の描写は、男を興奮させる厨二病感満載。

ロープを伸ばす音や刃を入れ替えるシャキッとした音。全てが全世界の男を虜にするようなカッコいい描写がたまらない。

マンガでは味わえない音の描写までもが、詳細に描かれ、物語の面白さを引き出す。

主人公エレンの上司にあたるリヴァイ兵長のイケボは男だけでなく、女性のファンも多いらしい。

アニメ版がマンガでは味わえなかった聴覚からの盛り上がりが、作品をさらに盛り上げる。

実写版やマンガで距離を置いてしまった人がもしいたら、ぜひアニメでもう一度試していただきたい。

びぇ!

 

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