©HBO
こんちくわ!Shygonです!
今回はHBO製作の歴史ファンタジードラマ
ゲームオブスローンズ
を熱く語りたいと思います。
2013年からスタートした本シリーズはたった1話の製作費が映画を超えるほど莫大なお金が注ぎ込まれおり、歴史上類をみないスケールで架空の世界観のもと物語が展開されます。本記事めはまだみてない人向けて本気でこのドラマをおすすめします。
ネタバレは一切ありません。
ただこのドラマを見ていない人は人生の99%損しています。それくらいマジで見ると止まんなくなります。ではなぜこんなに本シリーズをおすのでしょうか。
早速語っていきたいと思います。
サクッとあらすじ
©HBO
中世のヨーロッパをモチーフにドラゴンや魔法が存在する架空の世界が舞台。
<鉄の玉座>を取った者が世界の王者に君臨する世界で誰もしもがその<鉄の玉座=Iron Thrones>を目指し王都キングスランディングを目指す。
ときの王様 狂王(Mad King)が突然謀反で倒れると再び戦慄の世へ突入する。
ドラゴンを操ると言われるターガリオン家、北のスターク家、王都を死守するラニスター家など世界中の家が勢力を拡大しながら王都を目指す。
政略結婚に同盟、そして裏切りが物語をより一層現実味を生み、いま別の世界へ視聴者を誘う。
其の一:信じられない破格のスケール
©HBO
エミー賞での新たな歴史
ゴールデングローブ賞やテレビ界のアカデミー賞のエミー賞など数々の映画祭で軒並み新記録を樹立しています。
2018年現在エミー賞では132の賞にノミネートされ、47部門の受賞し、史上最も多くの賞を獲得したドラマとなっています。
それまで「ブレイキング・バッド」が賞を総ナメする時代が続いていましたが、本シリーズがその記録を塗り替えるほど世間的に評価されています。
言語を作っちゃう
本編では通常英語が話されますが、地域によって若干のアクセントが異なり方言が存在します。
さらにこのドラマだけのために専門家に依頼してドラスク語とヴァリリア語を製作するなどもうその辺の他のドラマと本気度が違います。
なので、ドラスク語とヴァリリア語が話されるときは英語の字幕が挿入されるなどもうリアルを追求するにも程があるほどです。
驚きの製作費
たったの1エピソードで製作費が10億円を超えると言われています。
実際の本編の前に、試験用のパイロット版の製作もしており、デカい戦闘シーンだけでも10億円規模の製作費をかけるなどどれほど桁違いなのかがわかります。
とにかく製作費はとんでもない額がかけられているということがわかるでしょう。
其の二:語りきれない壮大な世界観
©HBO
本シリーズがなぜ素晴らしいのか。それは世界観です。
西ヨーロッパの架空の世界を舞台に様々な国々が鉄のスローンズを巡った壮大なバトルが繰り広げられるのですが、まるで自分がその世界に入り込んだかのような錯覚に陥るほど、ものすごいリアルです。
実在するお城や建物でロケが敢行されていて、私たちが実際に知る世界史とか別の世界史が存在しているかのようにそこには全く別の歴史が存在するのです。
イメージはおとぎ話の延長みたいですが、子供のためのおとぎ話の枠を超えて、大人が楽しむおとぎ話が繰り広げられています。
このドラマが世界的に有名になりすぎて、実際にロケで使われた観光地を巡るゲームオブスローンズ巡りが世界中で繰り広げられるほど、その歴史的建造物には全く新しい歴史が作られてたのです。
其の三:ファンタジーと中世史
©HBO
ゲームオブスローンズの世界ではありとあらるゆる民族と信仰が共存しています。
それはまるで現代社会のようで、様々なバックグラウンドを持つ民族同士が戦闘を繰り広げます。
このドラマを実写化するにあたり、世界中の民族衣装や文化を参考にして、いちから衣装作りを行ったそうです。
現代社会でも人類の根源を担う信仰文化も地方によって変わったりと私たちがいまいきるこの世界とはもはや変わりません。
宗教に傾倒しすぎて滅んで行く国、信仰が強すぎて国自体の存亡に関わる重大な事件が起こるなど、ありそうなことばかりで思わず共感してしまいます。
其の四:残虐&セクシャルシーン
©HBO
本シリーズではグロテスクなシーンとベットシーンが非常に多いです。迫力のある戦闘シーンでは大男たちが刀を振り回し、血が飛び交います。
手がもげたり、首が吹っ飛んだりと思わず目を閉じてしまうようなシーンがいたるところで描かれます。
そんな大変な思いをした夜男たちはベットの上でもう一ラウンド暴れるのです。
あまりにも過激なシーンが多いため年齢制限がかかっていますが、これこそがリアルを追求して描く本シリーズには重要なことなのです。
其の五:複雑な相関図
©HBO
衣装から言葉の言い回し、雰囲気までもが中世のヨーロッパを彷彿させるような世界が舞台です。
基本的には全編英語ですが、現代英語というよりは言い回しが独特で大河ドラマのようです。
さらに本シリーズのためだけに新たな言語が作られるほど徹底して世界観にこだわっているのです。
出てくるキャラクターの名前も「ラニスター」や「ターガリエン」など覚えるのだけでも一苦労な名前がバリバリ出てきます。
シーズン1ではいろんな場所でいろんな名前のキャラが右往左往するので全く理解できません。
もう理解させる気がないほどこの世の中は複雑で、はじめはストーリーを追うだけで精一杯。
次第に覚えてくるともう見ることを止めることはできません、依存していまいます。
独特な言い回し、場所名、名前もうごっちゃごちゃです。そんな状況でさえも興味を惹かれるのが本シリーズの特徴でもあります。
其の六:愛されるキャラ
©HBO
2019年春にファイナルシーズン8で一応完結しますが、その間ものすごい数のキャラクターが本シリーズには登場します。
主要な家だけでも10家くらいあり、地名だけでも10箇所以上あるので、必ず自分の好きなキャラクターがいます。
個人的に好きなキャラクターは自国から追われ各地を転々とするジョラー・モーモントがお気に入りです。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、イケメンから美女、老人に子供までありとあらゆるタイプのキャラクターが本シリーズをかき立ててくれるので、彼らひとりひとりを追うだけでも壮大なドラマができるほどバックグランドは徹底的に作り込まれています。
其の七:新たな出会いそして別れ
©HBO
本シリーズ最大の魅力です。ものすごい数のキャラクターが本シリーズを盛り上げようとすると運命的な出会いがあり、そして悲しい別れは必ずります。
筆者はいつもルームメイトと一緒に見ていたのですが、彼はもう2度目です。なのでこれからなにが起こるか全てわかっていて、いつも僕に言ってくる口癖がありました。
"If you like the character, the character will die."
"Don’t like anyone too much."
筆者自身大好きになったキャラクターがいきなり死んでしまう。
こんな状況はよく起こります。多すぎだろ!とツッこんでしまうくらい本当に多くのキャラクターが死にます。
戦に負けて戦死や、毒盛らたり、一瞬の隙も与えずに瞬殺などもうゴロゴロ死んでいきます。
もう何度もありました。本当に気に入っていたキャラクターがアリのように殺されます。
何度発狂したことか、でもそこには必ずリアリティが存在します。
だからこのドラマは面白いんです。
映画やドラマでは主人公は絶対死なないだろうと勝手に思われてるためどんなに危険な状況にいても不安になんてなりません。
そして、その場から回避するとやっぱりね! こんな映画にはもう飽き飽きしました。
それに比べて主人公級のキャラクターがアリのように死んでく。
もう毎エピソード発狂と涙です。でも発狂と涙こそが現実を描く上では非常に重要で、観客はそういうドラマに自分が入り込んだ錯覚をするほどのめり込むのです。
最後の一押し!!!
これまで読んだらもうGoogle先生で「ゲームオブスローンズ」を調べ始めていると思いますが、Huluで独占配信中で最新話まで見ることができます。
徹底的にリアルを追求して描ききるために莫大な製作費でこれまでみたことないスケールでの新たな世界観のもと別の歴史が描かれます。
それはドラマという枠などには収まらず、映像を飛び越えて、現実世界とマッチするのです。
こんなに世界中に熱狂させたこの時代生まれてきてこれて本当に幸せ、と心からいまは思います。
びぇ!