Movie Magic

アメリカ在住大学生が映画を語るブログ

Netflix『13の理由』シーズン3第7話8話9話あらすじ感想ネタバレ:クレイがブライス殺害容疑で重要参考人に!?

two guys with football costume from the scene of tv show 13 reasons why season 3

誰を信用し、誰を疑う?

あるアメリカの架空の高校を舞台に、複雑な青春時代を生きうるティーンを描く学園ドラマ。いじめや暴力など彼らの生活と隣り合わせにある危険や彼らが抱える悩みが暴かれる。

 

各話のあらすじと感想はこちら 

さぁシーズン3もそろそろ終盤に突入‥

 

サクッとあらすじ

第7話クレイにはいくつもの問題がある

Ani and Clay sitting in one table and talking something from the scene of tv show 13 reasons why season 3

怒りに身を任せ、ブライスに銃を突きつける映像が見つかってしまったクレイ

警察から真っ先に疑われ、尋問を受ける。ブライスを殺していないと主張するクレイに警察は手を緩めず、厳しい形相を向ける。

アニはクレイが捕まったことにショックを覚え、クレイの友達をまわりクレイの噂を嗅ぎ回るクレイアニが自分の疑惑を嗅ぎ回っていることにイライラしていた。

その不穏な空気に追い打ちをかけるように、警察がブライスの部屋から押収したとされる紫の女性用の下着をクレイに見せつける。

その下着はアニが着用していたものであり、クレイはそれに見覚えがあった。アニの下着がなぜブライスの部屋で発見される!?

そんな想像したくもない衝撃的な事実を知ってしまったクレイと、クレイが捕まったことを噂するようになったアニの両者がお互いを疑うようになってしまう。

アニが転校して以来、彼らは仲のいい友達関係を築いていたが、ここで亀裂が入り、お互いが信じれなくなってしまう

ブライスが更生しようとしている姿や彼のひととなりに徐々に惹かれていたアニはブライスと肉体関係を持ち、2人は誰にも言えない秘密の関係になっていたことをクレイは知ってしまい‥

第8話高校では誰が味方かわからない

Mr. Porter who is counceling students looking at here from the scene of tv show 13 reasons why season 3

ポーター先生

クレイが真っ先に疑われ、無実の罪で警察からマークされている。

そんな状況を裏で操っているのが、なんとしても息子を殺害した犯人を確保したいブライスの母親だった。

クレイはブライスの母に身の潔癖を訴えるために、ブライスの家に訪問する。

クレイはブライスの母親のデスクから母親がブライスの悪口を書いたとされる手紙を発見し、それを無言で持ち込んだ。

 

一方、リバティ高校では、昔カウンセリラーとして働いていたポーター先生と警察がクレイの友達を片っ端から尋問し、証拠になりうるモノを聞き出していた。

タイラーが呼ばれ、ザックにジャスティンなど徹底的にクレイを挙げる姿勢に、クレイ家ではクレイを守るために家族会議を開き、これからの動向を作戦会議をする。

ポーター先生が一度離れたリバティ高校に戻ってきたのには理由があった。

ポーター先生はブライスの母親の要望で、ブライスをまた社会復帰させるためカウンセリングを依頼していたのだ。

彼はブライスに感情を抑制することを教わるプログラム認知行動療法に参加するよう進めるなど、ポーター先生がブライスの家に行き、指導までしていた。

 

クレイは警察から自分が疑われ、気が動転している中、信じられないことが身の内で起こってしまう。

もう足を洗ったと思っていたジャスティンのカバンからブライスの名前が書かれたオキシドコンが見つかり、クレイは誰を信じればいいのかわからなくなってしまうのだった‥

第9話いつも悪い知らせを待っている

Justin sitting on the bed and looks something bad from him from the scene of tv show 13 reasons why season 3

ジャスティン

悪い朗報は終わらない。

正式にクレイがブライス殺害の件で重要参考人になったと、警察が会見で発表した。学校では彼のことを不審に思いはじめるようになった。

それに追い打ちをかけるように、信頼していたジャスティンが再び薬をやっていた信じられない事実を知り、誰を信じればいいのかわからなくなるクレイ。

学校中に噂されるようになり、仲の良かったアニとは仲違いし、ジャスティンまで疑わないといけなくなってしまう。

友達全員と戦っている気が、クレイVS世界中になり、孤立を感じるクレイ。

 

ジャスティンはクレイからの信頼を取り戻すために、自分の秘密を話しはじめる。

ジャスティンの実父が刑務所から出所し、ジャスティンのもとへ度々訪れることがはじまりだった。

ジャスティンは父の金を盗み逃げていたが、今になってそのことで脅してきたのだ。

2000ドルという大金をいっますぐ用意するよう脅されたジャスティンは薬を売りさばくようになり、それが発端でドラックの近くにいると、その誘惑には誰も勝てない。

ドラックを打つようになり、父と揉め、ついに警察に捕まってしまう。

彼はクレイの家に迷惑がかかることから、旧友ブライスを頼るようになり、ブライスがジャスティンの身柄を受けた

それから友情に亀裂が入っていた2人は、急速に近くなり、ブライスとまた話ができるような関係になる。

 

ジャスティンがドラックをまた日常的に使いはじめた状況に、ブライスは友達として気にし始める。彼は徐々にドラックをやめさせるよう、彼にオキシドコンを渡す。

急にドラックを絶てというのは、無理な話であり、ブライスがそれを一番理解していた。ジャスティンがブライスのオキシドコンを持っていたのは、ブライスの気遣いだったのだ。

クレイはジャスティンの嘘を疑い、ブライス殺害まで感じはじめたのだった。だが実際はブライスとジャスティンは血よりも強い絆があった。

それはクレイとジャスティンの仲でも言えることだったが‥

 

感想

Ani who is new black girl in this high from the scene of tv show 13 reasons why season 3

クレイが重要参考人になり、ほぼ確定でブライス殺害の罪で裁かれる手前まで来ている。

この3話はひたすらブライスの突然良い人感と、真面目で清楚的なイメージだったアニはしっかりやることをやっていることがメインに描かれた。

ここまでダラダラとブライス殺害の容疑は誰なのかで、ルーレットのように犯人探しがされている状況。

サイコパスのタイラーが疑われ、ジェシカが、アレックスが、そしてジャスティンが疑われてきた。

順番が回ってきたようにクレイが参考重要人に指定されるまで徹底的に警察にマークされた。

 

正直もうこの茶番に飽きてきたよ、と言いたい。

それほど無駄なことまで長引かせてなにがしないのか、わからない。

これまでシーズン3では初登場のアニ・アチョラがナレーションという大役に抜擢され、無造作に彼女の回想シーンが断片的に挿入されてきた。

シーズン2までは自殺したハンナ・ベーカーがナレーションをしてきたが、シーズン3ではそもそも降板している。

その懸命な判断でナレーションのバトンが渡されたのは、殺されたブライスではなく、謎の新入生アニ・アチョラ。

このワケをこれからどう説明するかわからないが、殺された人間がナレーションをしないのもこれから説明はあるのであろうか?

つまり、ナレーションが全く関係ないよそ者アニであることと、アニが登場しすぎている件が不快でしかない。

重ねるように、アニはひとりだけブリティッシュ英語を話すし、これの説明をしないと怒り出すぞ!と言いたい。

 

これからハンナの母親が登場しておそらく新展開が待っているのだろう。

どうせ13話の最終話まで犯人の正体を伏せて、ダラダラ展開をするのだろうが、アニ・アチョラの関連性をしっかり説明してくれないと、失望売りになるだろう。

前半パートは素晴らしいプロットとワクワクする展開があったが、7・8・9話は残念でしかない。正直このシーンはいるのか?という疑問だけが残る散々ぶり。

これを収拾させるのは、アニ・アチョラは犯人でした!というオチが濃厚になってきた気がするはが、それだと簡単すぎて13話もやる必要ある?となる。

これからどう展開するかわからないが、犯人の顔を拝めるまでは観てみよう。みなさんはこの時点で誰が犯人だと思いますか?

もう犯人が誰かなんて議論すること自体が不毛になってしまっている気がするが、その気持ちを押し殺してもう少し忍耐しよう。

 

各話のあらすじと感想はこちら 

びぇ!