映画「グレイテストショーマン」 感想ネタバレ 実在した男の半生を描く最高のミュージカル傑作
こんちくわ!Shygonです!
今回は2018年最高と称されるミュージカル映画
グレイテストショーマン
を熱く語りたいと思います。
2017年製作の本作は19世紀に活躍した興行師P.T.バーナムの半生が描かれています。
19世紀アメリカ東部に生まれた彼は事業の失敗から興行師のキャリアがはじまり「Barnum’s circle」は実際にゾウなどの動物をはじめ大掛かりな規模で人々を魅了し、当時「地上最大」などと称されるほど大成功した劇団でした。
ミュージカルの醍醐味、豪華な俳優!!
近年多くのミュージカル映画が興行・批評が失敗に終わる中、2017年のアカデミー賞を沸かせたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」はミュージカル映画の復活として脚光を浴びました。
そして、本作も正統派ミュージカル映画として評価は高く、日本では興行収入が累計50億円を記録するなど大ヒットしました。
「レ・ミゼラブル」で主人公のバルジャンを演じたヒュー・ジャックマンが本作でも主人公を演じました。
「X-MEN」のウルヴァリン役を長年演じ、前作「ローガン」では見事なアクションを魅せるかたわら、ミュージカルの舞台に立つなど多種多様に活躍を見せています。
そんな実力を世界的に認められているヒュー・ジャックマンの新作ミュージカルは安定の良作といったところでしょうミュージカルというと俳優陣の演技の質だけだけではなく、歌唱力も作品の出来を左右する大きな要素になります。
主演のヒュー・ジャックマンをはじめ、本作では多くの実力俳優が集まっています。
彼のビジネスパートナーとして「ハイスクール・ミュージカル」などでおなじみのザック・エフロンや、歌手としても活躍するゼンデイヤなどの歌唱シーンは最高です。
そして、ミシェル・ウィリアムス(マンチェスター・バイ・ザ・シー)やレベッカ・ファガーソン(「ミッション・インポッシブル フォールアウト」)も出演しています。
ミュージカルの醍醐味、豪華な楽曲!!
本作は前年アカデミー賞を沸かせたミュージカル「ラ・ラ・ランド」の作曲家が手掛けたことでも知られています。
冒頭シーンではヒュー・ジャックマンのセクシーボイスとともに
「The Greatest Showman」
が流れ始めます。ここで最高のショー(映画)のはじまりのゴングが鳴り始めます。そして、僕の一番のお気に入りの楽曲
「This is me 」
が中盤に差し掛かった場面で流れ始め、勢いが加速します!本ブログを書いている際もこの曲を流すほど勇気をもらう曲です!
そして、ザック・エフロンとゼンデイヤが熱唱するこの曲は二人の愛を歌い、これも圧巻の一言です。
「Rewrite The Stars 」
「グレイテストショーマン」が訴えかけてることとは?
本作は主人公P.T.バーナムの半生を描いており、彼はちょっと変わったメンバーでショーを行ったことで注目を浴びます。
彼のメンバーの中には女性なのに男性みたいに髭が生えた人や、男性なのに女性みたいに化粧を塗りたくった人、小人みたいな成人男性に、極端に背が高すぎる人など普通の人ではない人達を集めてショーを始めたのです。
そして、そんな普通の人とは違った用紙の人たちがショーをやると大盛況なのですが、勿論それをよく思わない野次馬が心無い言葉を投げてくるのです。
そこで彼らはそんな野次馬には動じないと決心し、ある一曲の曲を歌い始めるのです。それが「This is me」であり、ここではこの曲から一部歌詞を抜粋したいと思います。これはこの曲のサビの前後であり、一番盛り上がる箇所です。
“ When the sharpest words wanna cut me down"
"I’m gonna send a flood, gonna drown them out"
"I’m brave, I’m bruised "
"I’m who I’m meant to be, THIS IS ME!! "
訳
鋭い言葉が私を切り裂こうとしても、洪水を起こして押し流してやろう
私は勇敢で、キズだらけ
私はそういう運命だし、それがわたしなの
と歌い、決心し表舞台に再び出ようとするのです。この曲は逆境にも負けまいと鼓舞させるような曲であり、映画のワンシーンに留まらず、見てる人に勇気を与える楽曲になるでしょう。
日本ではいじめなどが社会問題化し、深刻な問題として注目を浴びていますが、彼ら一人一人が自分を認め、一歩を踏み出せるようにという願いが込められた曲なのかもしれません。
びぇ!