Movie Magic

映画の魅力とは何なのか。見解を交え、熱く語っているブログです。映画をもっと知ってほしい、もっと好きになってほしい。それだけを願うブログであるのです。他にも様々な分野にも綴っております。ぜひご覧ください

ジョンウィック chapter 2 は面白い駄作?つまんない良作??[考察と解説] (ネタバレ)

こんちくわ!Shygonです!

今回は話題の新作、

ジョンウィックチャプター2をご紹介します。

前作ジョンウィックでは主演キアヌリーブスが第一線に完全復帰し、注目を受けました。

 

1990年代のマトリックスシリーズ以降彼の作品はヒットに悩まされ、ひとりで街中をウロウロし、メディアからは

 

悲しみのキアヌ

 

と呼ばれ俳優としていいものではなかったのです。

しかし、前作の世界的な大ヒットによりカムバックを果たしたのです。

 

そして、今作は第二作として、

公開から一週間あまりで前作の興行収入を超える

というアメリカでも注目度の高いアクション映画となっています。

前作ジョンウィックにつきまして詳しく知りたい方は以前にまとめておりますので、こちらを参照ください。

 

shygon.hatenablog.com

 


あらすじは

 最初の映画での出来事が起こってから5日後、引退した暗殺者ジョン・ウィックは、盗まれた1969年式フォード・マスタング・マッハ1を取り返すべく、ロシアン・マフィアのボス、アブラム・タラソフの自動車工場へ乗り込んだ。

タラソフは前作でジョンが倒したヴィーゴ・タラソフの兄弟、ヨセフ・タラソフの叔父にあたる。ジョンはタラソフの部下を倒したが、マスタングはひどく傷つけられた。その後、ジョンはタラソフと和解し、帰宅した。

ジョンが馴染みの自動車工場主・オーレリオにマスタングの修理を依頼した後、イタリア系犯罪組織カモッラの幹部サンティーノ・ダントニオがジョンの自宅を訪問する。

引用元Wikipedia(ジョン・ウィック:チャプター2 - Wikipedia)

本作もあらゆるカテゴリーに分けて、語っていこうと思います。

 

 

  • 印象とレビュー

本作、ジョンウィックチャプター2を一言で言うと、

 

前作は超えることができなかった。

 

というのが感想です。

ですが、面白くないとは言いません。シリーズ2作目として、

 

規模や、アクションは確実にレベルが上がっているのは確かです。

 

ほとんどのアクション映画のシリーズの場合、第1作というものをアクション映画の域を超えて面白いものとなっています。
それは

2作目が作られるほど第一作目がヒットしたからです。しかし、

2作目以降は1作目の洗礼的なデビューに打ち勝つことができないのです。

なので、このジョンウィックも多くのアクション映画シリーズと変わらないということです。
再度繰り返しますが、

アクション映画として、新たな道を開き、独特の世界観のもと前作同様のスタンスで映画製作がされています。

アクション映画の路線として考えると僕はキングスマンの部類に入るかと思います。
ただひとが殺し合い、爆発や乱闘が起こるだけではなく、他の映画にはない、新しいスパイスを加えているのです。
そのジョンウィックシリーズが持つ特有の特徴は次章にて解説します。

 

 

 

  • 独特の世界観

前提条件として、僕はアクション映画がそこまで好きではありません。それは多くの場合決闘に大々的なアクションシーンで全編は埋め尽くされ、それ以上、それ以下の価値がないからです。
なので、アクション映画の中でも僕が好む映画の特徴として、

 

いかに人の感情の推移がアクションシーンと関連性があるのか。

 

というところを重点的に観ています。

なので沈黙シリーズのようなアクション映画は僕の好みではないのです。

実際、アクション映画でもキャラクターの感情や行動に焦点を当て、それに付随するかのようにアクションシーンを作り上げている映画はアクション映画の域を超え名作になっているものばかりです。

 

 

1. 犬の与える印象と影響
ジョンウィックでいえば、前作の解説でもご紹介していますが、

アクションというごつくて、酷い印象を持つものに犬というそれとは正反対の印象のものをつなぎ合わせることでいままで見たことのない場面展開ができるのです。

伝説の殺し屋が可愛い犬を連れて歩くシーンなんて想像できますか?

なぜか不器用なシーンが出来上がるのです。

アクション映画というものはホラー映画のように新しいことをすることが新鮮であり、評価されるひとつの指標なのです。
このようにその観点からこの映画をみると、犬という要素がこの映画に新しい風を吹き込んだのです。


-2 ジョンウィックというキャラ
この映画を語る上で必ず通らなければならない要素、主人公ジョンウィックです。

彼の服装は単なるスーツであまり新鮮味がなさそうですが、実はアクション映画で、

必ずスーツを着用し、あの独特なヒゲや髪型のキャラが登場する映画は他にありますでしょうか?

その違和感しかない風貌がこの映画の雰囲気を作る上で最も重要であるのかと思います。

今作ではじめて裏の世界的な組織が登場し、その彼らにジョンウィックは翻弄されていくのですが、元から無口な彼は黙々と敵をなぎ倒して行くのです、その独特なスーツ姿で。

舞台のニューヨークとローマの殺し屋全員を敵に回した彼は落ち着く場所がなく、街のあちこちで突然攻撃されるのです。敵の数が増え、それを黙々と仕事をこなすかのように坦々と殺していきます。
それこそがこのジョンウィックシリーズの醍醐味であり、注目ポイントなのです。

しかし、前作のセンセーショナルなデビューからそれほど前進しておらず、映画の新鮮味は0です。

 

 

-3 復讐と理由付け
最後にこの映画の大きな特徴の1つである、
復讐ついて触れておきます。

アクション映画にありがちな主人公をキレさせるため、行動に移させるためなんらかの理由とともに復習させる設定作りが多いのです。

前作ジョンウィックではかつての仲間が無残に殺されたりなど実際に観客に同情と呼び、アクションシーンを作る上でとてもスムーズに映画を楽しむことができました。

しかし、今作では愛犬が殺される訳でもなく、ましてや仲間が殺される訳でもないのです。

家が燃やされるだけでこんなに怒るのかと若干思ってしまいました。前作に比べあの映画を見ただけでは復習の理由付けとしてはインパクトがなく、納得できる内容ではないのが本心です。

前作の復讐の理由作りは僕の中でも最高の出来でした。しかし、今作はそれに劣る復讐なのです。

 

 

 

最後に
ジョンウィックというキャラクターの魅力と前作同様、最大限に生かし観客を楽しませてくれるのは確かです。

駄作ではなく映画を充分に楽しめるのですが、映画のインパクトは前作ほどの勢いはありません。

ですが、希望が持てるのです。
なぜなら本作の終わりが明らかに次作ジョンウィックチャプター3に意識しており、次作が楽しみな結末作りになっております。

ですので、見て損はなく、オススメするかと言われますとします。

ですが、もう一度は見たいとは思いません。

そんな映画が
ジョンウィックチャプター2です。

びぇ!