Movie Magic

アメリカ在住大学生が映画を語るブログ

新作ワイスピ8語る!+ 前作の地上波初上陸の際の炎上語る![考察と解説]

こんちくわ!Shygonです!

 

今回は新作ワイルドスピードを熱く語ります!

 

この映画に関してはアクション映画ということもあり、僕がなにかを語るというのではなく、裏事情や、関連性のある話を語ります!

 

基本情報から、ワイルドスピードは2001年頃から始まるシリーズ作となっています。今作は8作目で、ほかのシリーズ作品などではよくある、路線変更や、失敗した前作をなかったことにするなど荒手な製作志向がないのが魅力的ですね。

一部時系列がずれているところがいりますが、公開されるたびに前作のスケールを超えてくるモンスター映画になっています。

 

前作スカイミッションについては車を飛行機から実際に落下させ、今作ではビルの上から滝のように車を落とし、ぶっ壊すシーンなどファンから見れば最高なのです。

 

今作に関して言えば専門家によると

シリーズ第8作目にあたる『ワイルド・スピード ICE BREAK』の全米公開が間近に迫っているが、イギリスの自動車保険サイト『Insure the Gap』が同映画シリーズ全7作を全て見直し、その映画内で実際に破壊された物品の被害総額を算出した。同サイトによると、その金額は約581億円に上るという。

その統計を詳細に調べると、169台の普通車が破損、142台の普通車が破壊され、37台のカスタム車、バス、電車、ヘリコプターなどの特殊車両が破壊された。それらに加え、51棟のビルが破損、31棟のビルが破壊され、432の物品が破損された。破壊された最も高額な車は『ワイルド・スピード SKY MISSION』に登場した約3.8億円のLykan Hypersportだった。意外なのは、主人公側の破損総額が約363億円であるのに対し、悪役側が220億円と、より少なかったことだろう。

 引用元

映画ワイルド・スピードシリーズ7作内での、物損の被害総額は581億円以上 | HYPEBEAST

 

もう言葉がでません。そんな数字ですよね

 

ではやっと本題に。。。

 

ワイルドスピード8に対する思い

全体的にまとまっててスッキリしました。

前半戦に巻き散らかした種をしっかり回収していて十分楽しめました。

アメリカがやっとキューバと国交回復し、その勢いでこの映画の始まりがキューバなのです。やはり時代のトレンドをしっかり押さえてくるのはさすがだと思いました。

そしてやはり前作のブライアンの死をどう描くかというところが僕の一番の注目ポイントでした。

そのつながりがなぜドレットが裏切ったのかとオチにつながっていくのです。

少し無理をしている設定かと少し思ってしまいますが、まとまっていたのでそんなに気にするところではないかと思います。

 

ファミリーの危機になったときある一人がブライアンに助けを呼ぼうと提案しますが、彼の生活があるからだめだと却下されていました。その際に心の中で勝手に突っ込んでしましたが、あのオチを見るとなんともいえない気持ちになります。

 

そしてこのブログ毎回触れるのが、監督です。今作実はこのシリーズ初の黒人の方が監督を務めています。

Fゲイリーグレイという方なのですが、この監督ご存じない方の方が多いのかもしません。

彼の前作straight outta Comptonは本当に僕の好きな作品なのです。

ラップを聞く方はご存じでしょうがNWAという伝説のラッパー集団の伝記映画を作っています。

beatsやEminemのプロデュースなどを手掛けているDr.DreはこのNWAの出身の方ですね。

僕はラップが結構好きなので、この映画のリズム感や方向性がとても映画の創作性とNWAの音楽の方向性があっていて、監督の手腕が目立っていましたね!

 

その勢いがこの新作ワイルドスピードにそのまま反映されていました。

 

 

そして最後に怒っています。

実はこの作品には関係ありません。この映画の公開記念で公開日に金曜ロードショーで某テレビ局が前作のワイルドスピード7を放送しました。

その際に最後の大事なシーンを時間の関係上、割愛していました。

やはりネットで物議を呼び、炎上しました。

僕も彼らの意見に全くの同意です。

前作の最高の出来といっても過言ではない最後のシーンをカットは本当に最悪です。映画を放送する権利などないと思っております。もう言葉が出なくなり、悲しいです。

 

一映画のファンとして、映画製作者に敬意を見せるということを放送側として少しでも考えたら、あのような悲劇は防げたと思っております。

さらにあの映画に関して言えば、重要なポストの俳優が撮影中に亡くなり、最後に映画で黙とうを捧げる、

For Paulと。

俳優としてこれほど名誉なことはなく、映画丸々一本を一人の俳優に捧げる行為自体一ファンとしてうれしい限りです。

彼ら映画製作者として、俳優として、僕らファンとして敬意を示すという意味でのあの演出に配慮してほしかったです。

 

映画を見る人にとって映画の製作者に少なからず敬意の意を込めることは僕は必要であると思います。

もう少し彼らの立場で物事をとらえてほしいものです。

彼らにとって映画というものは息子同様であり、命を懸けて作るものです。

その魂にそんな演出をされたらどう思うのでしょうか。

See You Again とともに俳優ポールウォーカーに敬意を示したかった。

そんな思いと同時に今の日本の映画に対する対応に悲しみがこみ上げてきました。

 

 

最後にこれはあくまで僕個人の意見です。

以上です。