「ベターコールソウル」 感想ネタバレ:ブレイキングバッドの俊敏弁護士ソウル・グットマンはのび太くんだった!?
こんちくわ!Shygonです!
今回はテレビ界のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞常連だった伝説のドラマのスピンオフ
「ベター・コール・ソウル」
を熱く語ります!
2008年にスタートしたドラマ「ブレイキングバッド」はシーズン5まで製作され、毎シーズンエミー賞で評価されるなど市場最高峰に面白いドラマがスピンオフになって帰ってきました。
ベターコールソウルって!?
「ブレイキングバッド」でおなじみの悪徳弁護士ソウルグットマン。彼の輝かしい弁護士人生には果てしない長い道があったのです。駆け出しのころは「滑りのジミー」と呼ばれ、バカにされていた暗い過去があったのです。
果たしてどうして彼がソウル・グットマンになったのか、彼がウォルターに会う前夜の話を主に描いています。「ブレイキングバッド」のクルーがカムバックして、他のキャラクターの過去も同時に描かれるため、ブレイキングバットのファンにとっては外せない作品です。
キャラが濃すぎる
本作では大人気シリーズ「ブレイキングバッド」に登場するソウル・グットマンがどうしてそうなったのかを描く前日譚です。
大人気ドラマや映画では必ずと言っていいほどこのような部類のスピンオフが描かれますが、そのキャラクターが登場するまでのことを描きます。
ジミー・マッギル
本シリーズの主人公で後のソウル・グットマンです。クセの強いグットマンを「ブレイキング・バッド」同様でボブ・オデンカークが演じます。
「ブレイキングバッド」当時は毎回服装が変わり、カラフルなスーツを着ているのが特徴的でしたが、出始めの彼はだらしなくて、いまにも壊れそうな車に乗って、サロンの一室の事務所を構える、いかにも落ちこぼれの弁護士です。
昔から変わらない独特な喋り方だけは唯一ソウル・グットマンを彷彿させます。
マイク・エルマントラウト
ジミーの用心棒のマイクは「マッドバウンド 哀しき友情」で知られるジョナサン・バンクスが演じます。
マイクは「ブレイキングバッド」では何でも屋として下仕事をこなす老人でしたが、彼がどのように用心棒になったのかの出会いから描かれます。
マイクは寡黙な上、やることがえげつないのは昔からで、彼には自分と同じ道警察の道に進んだ息子がいたのでした。
しかし、謎の殉職を遂げてしまいます。息子の死を経験するなど彼の暗い過去も洗いざらい知らされます。
懐かしのあのキャラたち
ブレイキングバッドファンにとってもう1つ楽しみがあるのです。物語の途中にいきなり突然懐かしいお方たちが出てくるということ。
例えば、あの世話のかかるジャンキーのトゥコ、サラマンカ、あのイカつい足にドクロをつけた双子などが出てくるのです。
このようにいきなりくる嬉しさがあえうというのも1つの魅力でもあります。
ジョークの多用さ
本シリーズにはとにかくジョークが多いです。「ブレイキングバッド」にはあまり描かれていなかった新しい要素です。
本家でギャグ専門家であったソウル・グットマンが主人公なので、彼のキャラクター上ギャグ路線になったのだと思います。
昔の映画の人物についてや時事ネタもあるようです。なので、本家をよく知る人にはクスッと笑える魅力もあるようです。
ですが、本シリーズは「ブレイキングバッド」には程遠い面白さです。
あのドラマの1つの良さである始めのシーンに全く話の関係ないようなストーリーを組み込み、興味をそそり、そして最終的に全てが点と点で繋がるカラクリを同じように演出していますが、その効果が今ひとつな感じがあります。
ただでさえ、ハラハラドキドキがない作品なのにここで興味を引かないとどこで引くのであるのか。。。
そして、本シリーズはドラマの中の勢いの波がないのです。
「ブレイキングバッド」を見ていたときはスリルをたっぷり含んだ緊張感が視聴者を夢中にさせます。
反対に本シリーズの方向上、そのさじ加減が難しいのでそこの温度取りに難色を示すファンも多いかと思います。
まだ、どのような系列のドラマに仕上げるのか、方向性がしっかり決まってないように思えます。
びぇ!